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REBORN!
雨傘=>山ヒバ、甘







ある雨の日。





そこには、雨の全く似合わない雨の王子がいました。


そこには、雨雲のような人生を送る僕がいました。




2人はある戦争で知り合い、そして互いに引かれ合いました。


そんな2人は、互いに釣り合っているのかと身分の差に悩み、悩み、悩み、そして遂に駆け落ちを決めました。





そんなある1日……



「ヒバリ!」

一昨日からの雨がやっと止み、晴れた空の下、2人は深い森の中。

「…いったい何?君の相手すると疲れるんだけど。」

「雲雀」と呼ばれた少年は後ろを歩いていた山本の方へ振り向く。

「なっ、酷ぇ!せっかく2人で居れんのに冷たいのなぁ…」

「…誰も居ない所まで来たんだから居ないのは当たり前でしょ」

ま、そうなんだけどな!と山本は笑顔で返す。


「…ねぇ、ところでいつになったら次の国に辿り着けるワケ?…まさか、迷ってなんか、ないよね…?(ニコッ」

「うっ、まっ、まさか!!俺が迷うわけないのなっ!…ただちょっと、ぐるぐるしてるだけっつーか…」

「………ふぅ、まったく…」

雲雀は明らか不機嫌そうにため息をつく。

「でっ、でも!ちゃんと今日中には…!ん…?」


その時、


ポツ、ポツリ…

ザーーーー、……


「……」

「うっわ!雨!」

急に降りだした雨。

「取り敢えず雨宿りだよな…ヒバリ、こっちだ!!」

山本は雲雀の手を引き、走り出した。










「…あーあ、だいぶ強くなっちまったな…」

「…………」

薄暗い洞窟の中で、山本の声だけが響く。
ポツ、ポツ、と雲雀の髪から静かに雨水が垂れ落ちる。

「…ヒバリ?どうしたんだ?」

「………」

山本は、雲雀が何故機嫌が悪くなってしまったかを頭をフルに使って考えた。が、やはり思いつかない。


「…なぁ、マジでどうし―」

山本が答えを求め雲雀へと顔を向けると…

「……寒い」

雲雀が小刻みに震えていた。
おそらく、雨に当たってしまい、体が冷えたのだろう。

「…なんだ、そんなことか。んじゃ…」

山本は冷えた雲雀を後ろから優しくぎゅっ、と抱き締める。

「///〜っ!ちょ、武///」

「ほら、こうすれば暖けぇだろ?」

山本は抱き締めている腕に、少しだけ力をいれる。

「…まぁ、ちょっとはね///」




そんな雲雀(僕)と山本(彼)の逃走劇(愛)は


始まったばっかりだ。








END








山本と雲雀さんが洞窟の中で……キャッ
だいぶ文の構成が雑でスイマセンm(_ _;)m
ありがとうございました!!



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