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開始
「なんだその、ふぃーるとか、
かるむばんくって」
僕は少し驚く。
カムルバンクは世界の都市で二番目に大きな町だ。
しかもフィールを知らないはずがない。
「ホントに二人とも知らないの?!」
「「ああ…。」
「なぁ、フィールって言うのは?」
驚きながらも説明をする。
「フィールは…生命エネルギーと同時に元素って言われる生活の火とか水とか生み出すものなんだ。」
「…違うな、俺がいたところじゃ、エアルってんだ」
「俺もだ。エレスって呼ばれてるし、それに少し違う。」
「二人は…異世界人…とか」
自分自身は頭がぐらぐらし始めている。
これだけの情報を一気に詰め込んだら、割れそうだ。
「とりあえず、こんなところじゃなんだし、ひとまずカムルバンクに行こう?」
「ああ」
「いく宛もないしな」

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