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技術都市

最先端技術都市カムルバンク。
森を抜けて真っ直ぐ歩けば、すぐ着いた。
「着いたよ、ここがカムルバンクだよ。」
ドーム状の町にはさすがに驚いたのか、二人は町を見上げていた。その様子にアルフェイドは苦笑していた。
「…大きいな……、もしかしてバロニアより大きいかもしれないな。」
「二人とも、とりあえず、僕の研究所においでよ、」
と、自分で言ってから用事を思い出す。
「…あ、でも、教授に調査の報告しなきゃ。」
「どうする、」
ポケットから鍵を取り出し、渡す。
「Feito」と書かれたネームプレートを付けた鍵だ。
「これ、研究所の鍵。研究所はこの階段を真っ直ぐいって、目立つ、赤い屋根の家を曲がった突き当たりにあるんだ。報告が終わったらすぐ行くよ。」
分かった、とユーリ達が答えると、アルフェイドは走って行った。

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あきゅろす。
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