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幸運で掴む勝利なんか
6


俺は、A・Tの練習をしている安達に付き合いながら安達に中山の事を言ってみた。

「へぇー、高城君って、中山が好きなんだーv?」
『好き、なのか…?』
「好きじゃなかったら相談なんてしないんじゃない?」
『そうか…俺は、中山が…好き…』

初めてだった。
人を好きになるのは…
恋をした事が無い俺は、少し戸惑う…
まぁ、自覚すればあの時の感覚は納得出来た…
俺が安達の隣になった時に、中山の隣になりたかったと思ったあの感覚が…。

「あ、ねぇ、お互い協力し合わない?」
『……協力?』
「そ!私は高城君の恋に協力する!で、高城君は私の恋に協力する!どう?」
『…………まぁ、良いけど…』

色々と安達からアドバイスを聞かないと、どうして良いのかわからないからな…
俺らはお互いの恋に協力する事にした。
そして、明日は中山と仲良くなれるように、頑張ろう…

「送ってくれてありがと!」
『おう、じゃあまた明日な』
「うん!お互い頑張ろうねっw」
『あぁw』

そう言って安達は家へと入る。
俺は安達が入ったのを確認して、家へと急いだ。


その時は、まだ…
気付かなかったんだ…
これから起こる…
大変な事態に…




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あきゅろす。
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