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幸運で掴む勝利なんか
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安達の話によれば、イッキとかカズとかってのもA・Tをやっているらしい…
んで、カズってのが安達の好きな人…
イッキ、カズ、オニギリ、ブッチャ、鰐島咢、そして安達…
この6人がチーム小烏丸のメンバーらしい…。
暴風族、ね…
それを聞いて俺は南樹達に興味が沸いた。

『なぁ、南』
「んぁ?誰、お前」
『(ブチッ)俺は高城慶輔。お前ら、暴風族なんだってな?』
「そうだけど…、なんだ?仲間に入りてぇの?それなら先に言えよn《ガンッ》ぐほぉっ!!」

俺は上から目線で物を言う南樹に腹が立って顔面をグーで殴ってやった。
そうしたら、鰐島が睨んできた。

「なんの用だ、テメー…」
『あー、別に用はねぇよ。ただ、どんなもんか確かめたかったから声かけただけ。なんか、お前ら弱小チーム?』
「………んなっ!!」
『この中で一番マシなのが鰐島位だな、あとは…でっかいの。えーっと…ブッチャ、だっけ?位だろ』

その他、安達には悪いと思うけど、論外。
あと、オニギリって奴。
カズって奴と南樹は五分五分位だな…
まぁまぁって所。
シムカが前に言ってたからどんな凄腕の奴かと思ったら…
こんなもんかよ…

『シムカに騙されたな…』
「……シムカ?!シムカってシムカさん?!」

シムカの名前を出した途端いきなり起き上がって俺の胸ぐらを掴む南。
なにをそんなに興奮してんだか…

『渡り鳥、シムカ。知ってんのか?』
「え、高城シムカさんの知り合い?!」
『……まぁ、知り合いっつーか、ジェネシスの傘下についてるし…』
「「………はぁっ?!」」

俺は今、変な事でも口走ったか…?
あぁ、言ったな…
言っちまった…
ジェネシスの傘下についてる。=俺も暴風族。
って暴露したようなもんじゃねぇか、馬鹿か俺は…
まぁ、自ら墓穴を掘っちまったんだし、教えるか…

『俺はスカイトレックの一応、総長。まぁ、普段は俺抜きで戦してる』
「スカイ、トレック…」

鰐島とブッチャは少し考える仕草を見せたが、直ぐに驚きへと変わった。
その他の奴等はわからないみたいだけど、な…;




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あきゅろす。
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