あの色は、 りゅう...、 確か、時が来て、目が覚めて、眠くなって。 「うにゅ....」 「!起きたか!」 ふかふかのものに寝ていた私の近くには刺青のすごい人間がいた。 「なにか飲むか?」 「...(ふるふる)」 私は飲んでも食べても他の生物の魂となるだけ。排出されないし、生きていける。 「寝起きで悪いがいろいろお前に聞きたいことがある。」 「うぬ。」 まだ目がさえてこない。 「まず、俺の名はドラゴンだ。」 「ドラ..?りゅう...。」 「龍?まあ、なんとでも呼べ。」 「うん。私、私の名前はリグ。」 「リグか。良い名だな。アラバスタの兵器の名前か?」 「うん。そう。私が兵器。」 「!!!!」 驚いているようだ。一体今はどんな時代なのか。 「お前が...アラバスタの...?」 「ずっと寝てた。時が来た。起こされた。」 「時...?」 「なにか災害が起こるかもしれない。それを抑えるために私が動く。」 「...そう..なのか」 「りゅうは私を知ってるの?」 「ああ。アラバスタに自然を恵み、雨を降らした 古代兵器だろう?」 「うんまあ。でも違う。ちょっと。私、神なのに。みんな私を怖いって言った。力が大きいから国を滅ぼすかもって。」 「神...」 「うん。いつだか、子供たち襲ってる人間いた。だからちょっと殺しちゃった。そしたらみんな怯えた。」 「そうなのか....」 「私は食べたもの、全部新しい命になる。だから皆、みんな、怯える人間殺して食べた。」 「!!!!!」 あのお肉おいしかったなー。 「食べてたら、一人いて私に手を差し伸べた。」 なんだっけか、私のはじまりを作った人の名前。ともだち。 「キミの力を恐れる者がいる。封印される気はないかって言われた。」 「誰なんだ、それは...」 「名前...。あ。思い出した。」 たしかあの人は、 「ポセイドン。」 [*前へ][次へ#] |