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はじめの日記
ロイドです。クラトスに日記を書いてみなさい、って言われたので書きます。
ホントは何でそんなの、って言ったんだけど、思い出がちゃんとのこるよ、ってクラトスが言ったから書くことに決めたんだ。クラトスがこんなこと言い出したのは楽しかった思い出をたくさん忘れちゃってさみしいって言ったからかな?
だからいーっぱい楽しかったことをこれに書きます。悲しかったことやさみしかったことも。それが日記だってクラトスが言うから。

クラトスのとこに来てからたくさん忘れたくないことがふえた。でもいつか全部忘れちゃうかもしれない。お父さんやお母さんの顔みたいに。それはイヤだから。いつか読み返して思い出すんだ。

だからまずはクラトスと出会ったときからの日記をがんばって思い出して書きます。日記とはちょっとちがうけど、忘れたくないものだから。
大好きなクラトスとのさいしょの思い出からこの日記を始めます。


†††


クラトスだ。ロイドに日記を書いてみなさいと言ったので私も書いてみようと思う。

あの子は沢山の思い出をなくしてしまったようだ。嬉しい事も、楽しい事も、悲しい事も、辛い事も…
忘れてしまうものは仕方が無い。だからと言ってそのまま放置しておくのは愚かだ。そして忘れてしまう可能性は私にもある。
だがこうして日記にしておけば忘れても読み返せば思い出せる。ロイドとの日々を忘れたくは無い。
あの子が何で喜び、怒り、悲しんだのか…全てをここに残しておきたい。

大切なロイドとの最初の思い出からこの日記を始めよう。




1日目




あきゅろす。
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