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言
夜更け
利用しても構わないと彼はニヒルに笑いながら私に言った
お酒も入っている、冗談半分なのかもしれない
だけど
グラつく心を彼は見透かした様に私の手に掌をのせる
彼の手には見慣れた部屋の鍵
酔っているのかもしれない
熱が覚めないうちに
どうぞ攫ってと
掌を重ねた
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