novel
*
――――
「でねー?亜弥がさぁー!!―――」
『美里私そんな事した!?』
「したよぉ!!!」
「「「「「「あははははっ!!!」」」」」」
時は過ぎ亜弥達は他愛のない話で盛り上がっていた
しかし
バンッ
そんな何かが弾けるような音に
一瞬のうちに沈黙が訪れた
「やだ
今の音なに?」
「…わ……かりません。」
美里達の不安な言葉を耳に入れつつ亜弥は立ち上がる
「亜弥どこに行く気だ」
『………散歩』
「何が 「散歩」 よ!!さっきの音聞いてなんで散歩なんじゃ!!」
『じゃあ見回り』
「うん。まださっきよりはマシ…………ってちゃうわ!!」
「亜弥
お前音のしたところへ行く気だろ?」
『違う………くわなくわない
ってなわけで悪い雅人
手はなしてもらうために痛い目あって………なっ!!!』
「い!!!」
バキッという効果音つきで雅人は亜弥に蹴られ
行かせないために掴んでいた手も
はなしてしまった
『わりーな雅人
あとで何か奢る』
そう言い亜弥は名前を呼ばれるのも無視しカフェを出た
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