novel
*
「毎日すげーなぁ亜弥」
『あっ雅人おっす』
「ああ」
苦笑とともに1人の少年が近づいてくる
そう
彼もまた亜弥の数少ない親友だ
「お前も少しは友達つくれよ」
『うるせーな私が話しかけると皆
ガチガチになってあまり話してくれなくなっちゃうんだよ』
「ふっふーそれも皆
男女構わず
亜弥に近づくなんて恐れ多いと思ってるからねー♪」
ガラッ
ガッ
『…………どうしたら友達できるんだーー!!!!』
だーーー
だーー
だー
だ-
「まっ落ち着きたまえよ亜弥くん!!この美里様が!!『ねぇどうして雅人は友達ができるんだ?』………」
窓を開け大声を発した亜弥を美里は宥めるも亜弥は聞こえていなかったらしく雅人に問いた
「どうしてっつってもねぇ?
亜弥は何か近寄りがたいオーラを出してるんだよ。
悪い意味じゃなくて
……
なんつーんだ?ほら、芸能人みたいな」
『芸能人を見つけてすぐに握手を皆もとめるじゃねーか』
「あっと
兎に角お前は何か別世界なんだよ」
尚も納得しないような顔を浮かべる亜弥に雅人は無理に話を終わらせる
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