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novel
*





《♪ガ○ガリくーん!!――――――○リガ○君
○リ○リくー♪》



『るっせぇ!!!』




バンッという音とともに壁に叩きつけられた目覚まし時計は無残にも電池が吹っ飛び出ていた




『…………はっ!!!







またやってしまった!!』



そう言いながらも制服に着替える少女の名は

[天塚 亜弥]

男でも女でもいけるくらいのベリーショートに漆黒のストレート

好奇心旺盛そうなパッチリとした大きな黒瞳に長い睫毛
プックリとした唇
整った眉
鼻筋の通った無駄に整った小さい顔



肌は白いとは言えずほんの少しだけやけていて華奢な体に不思議とマッチしていた






制服に着替え終え
朝食を軽くとり家を出る



「おーっす!!亜弥ー!!」



『おー美里ー』



朝恒例の挨拶を交わす



学校について靴箱を開けると







バサッバサバサ




「いえーい!!朝からスッゴい数の手紙&プレゼント見せてくれてありがとー♪」



『…毎朝大変だなーみんな』



「いやいや!!貴方のだからね?わかる?
他人ごとのように言わないでね?
この手紙とか全部
貴方宛てだからね?」






最後にもう一度「ね?」と付け足し
間髪入れずに突っ込んだ美里を苦笑しながら
靴箱に入ったものを手に教室へと向かった





「まぁ言葉遣いや性格は男らしいのに時に不思議な言葉を発し美しく優しく可愛すぎる亜弥様[ハート]ですもんねー!!」



『美里それは何なわけ?』



「ん?亜弥のファン達とかが言う亜弥の姿」




またしても苦笑いを浮かべた亜弥は教室へ入るやいなや一気に視線が集まる

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あきゅろす。
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