novel
*
「イヴ……」
『あのさっきからイヴイヴ何ですか?』
呟くばかりの男達にしびれを切らした亜弥に男達はハッと目が覚めたかのように亜弥に視線を向ける
「すまない。イヴという単語にビックリしてしまっただけだ」
亜弥よりも2.3歳年上であろう青年は口を開いた
『イヴ?
さっきの少年も言ってたけどイヴって何ですか?』
「イヴとは一億年に一度生まれてくる
神にも並ぶ能力を持った能力者」
もう一人の男もまた話し始めるが、また口を閉じる
「能力者は何億年も前から
この世界では重宝されていることは今や非能力者でも知っている
しかしその中に能力者よりも比べものにならないほど政府……いや世界が地なまこに探している能力者がいる」
『それがイヴ……』
「そうだ」
「あなたは生まれ変わり
一億年に一度生まれる神に愛されしイヴの―――」
『…………そう……なんですか。
とでもゆーと思ったか
この詐欺師らめ』
「「……………は?」」
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