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◆◇風雷絵巻◇◆
始まりはいつも
「あぁ?!何だっていいだろう!お前こそ何しに来たんだ、胸くそ悪りぃ」
「…何を、だと?貴様に教える義理はない。今すぐ死んでもらおう」
言うと同時に、フウが乗っていた袋の口が大きく開き、周りの木々がざわめき出した。
「あの野郎…!
ムジナ!こっち来い!」
呼ばれたムジナはびっくりしたが、すぐさまライの胸の中に収まる。
そんなムジナをしっかり抱きかかえると、ライは振り返りもせず、そのまま全力で走り出した。
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