王者立海生の日常 柳生という男、仁王の末路 よもぎが見つめるフェンスの向こうでは、 柳生が休憩時間にもかかわらず それはもう一心不乱に、黙々と レーザービームの練習に励んでいた 仁王を的にして。 「ぎゃああああ柳生! やーぎゅ!!スマン!スマンかった!! もうメガネのレンズに指紋つけたりせんから!!」 「柳生先輩メガネ触ったら怒るもん… 奪い取れないよ」 「いや、聞けっつったんだよ 柳生先輩のメガネに触るなんて オレだってしたくねーもん ちょっと触っただけでスゲーキレんじゃん 部室だろうが教室だろうがボールぶつけてくんだぜ? 紳士じゃねーよ、あの怒り様」 [*前へ][次へ#] [戻る] |