王者立海生の日常
朝
エイシュンが居たのは風呂場だった
上半身裸にタオル一枚巻いたままの格好でやって来た
フローリングに滴が落ちる
勝手に人の家にあがり込んで
部屋を物色した挙げ句、
風呂まで入った人間に文句の一つでも言っていいところだが
もうよもぎはそれどころではない
よもぎの父だってそんな格好で出てこない
「なっ/// なっ、なぁ!?
ふふふ、服!!服はどうしたんですかッ//!!」
「甚平のことですか?
そこに洗って干してあるでしょう
何日も同じ服着てられませんからね
何か服貸しなさいよ」
「あ、あんまりうろちょろしないでくださいよ!!
今持ってきますから!!」
「ちょっと、おやじシャツとか持って来ないでくださいよ
ワタシ服には五月蝿いんです」
「Σ知りませんよ!!」
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