R18 BL short story(BL小説/エロ小説)
裏筋を舌先で4


ジュッジュッ…と何度も音が頭の中に響き渡り、口角から漏れる先走りと唾液が顎を伝い流れて行く。


「…っ……うっ―――!!!」
「んんっーーーー」


呻き声を漏らすと先輩のモノがビクビクと大きく跳ね上がり、口中に白濁を叩き付けられると、青臭い味が口じゅうに広がり、鼻からもそれが抜けて行く。
喉の奥に叩き付けられて白濁を吐き出しそうになるけれど、必死で抑え喉を鳴らしながら飲み下して行った。

これが先輩の味。青臭いはずなのに、どこか甘美に感じて…。
この熱い先輩の飛沫がいつも俺の体内の奥深くを犯すと思うと、もっともっと……感じていたくなる。

先輩はその間モノを抜くこともなく、飲む様子をじっと見下ろしていた。
その表情は冷たくて、それでいてどこか嬉しそうにも感じた。
すべてを飲み込んだのが分かると、掴んでいた後頭部を引いて口の中から熱を開放したモノを抜いていく。
萎えたモノが姿を現すと僅かに差し込む外の光が照らし、テラテラとした光を放っていた。

「はぁっ……はぁっ……」

鼻でしか呼吸ができなかったのが開放されて、口で大きく息をして空気を肺に送り込む。
ほんの少しだけ飲み込みきれなかった唾液交じりの白濁が口角を伝い、顎から首へと流れて行く。

「……俺の精液、ウマかったか?」
「…っ……はい……」
「そうか…」

肩で大きく息をしながら頷き答えると、やはり同じように先輩は無表情でありながらどこか嬉しそうな空気を漂わせていた。


もう一度あの表情が見たい。
俺の口の中で躍動するモノをもっともっと味わいたい。


そう頭の中で思っていると勝手に言葉が唇から漏れた。

「…先輩……もう一回、いいですか?」

ペットがものをねだる様な表情を浮かべながら言う。
どうしても、まだ…先輩のモノを口の中で感じていたかった。

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