- バカと私と召喚獣 -
第04問
「う……」
気がつき目に見えたのは
知らないベッドに知らない部屋に知らない家具
どうやら本当に転生したらしい……
「はぁ……マジかよ……」
………ん?まて、妙に声が高いような?
それに手足が短いうえによく見るとこの部屋
「…まるで女の部屋」
どういう事だ?――――まさかっ!!
俺はズボンに…いやスカートに手を突っ込んだ
突っ込んだ先にあるはずの物が無い
男のシンボルといってもいい物が無い
どうやら俺は『女』として転生したらしい……
非現実的な事が続き疲れて寝てしまい
起きると部屋の机の上にさっきまで無かった手紙が
内容はジジイからの手紙だった
『この手紙を読んでいるということは
どうやらちゃんと転生できたみたいじゃな
お主には悪いがお主は女になってしもうた
これは転生する際にランダムで決まることじゃから許してくれ
転生したお主は現在5歳の女で
転生した世界は[バカとテストと召喚獣]というライトノベルの世界じゃ
どうやらお主は読んだ事がなかったみたいじゃから手紙を読み終えたら自動的に情報が頭にインプットされるから安心せい(笑)
あとお主には詫びを兼ねて能力を付けたんじゃが開花するまで時間がかかる
お主が12歳になったら教えるから楽しみにしておれ
最後にじゃが元が男じゃったから手紙を読み終えると性格が女性らしくなるからの』
本当にふざけたているな
何んだよ私が女らしくなるっ――――――
こうして私の新たな人生が始まった
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