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- バカと私と召喚獣 -

第02問
 
「……ここは?」

気づくと俺は真っ白な空間に浮いていた

周りを見渡す限り何もなく空間には俺以外の存在を確認できない

そもそも何で俺はこんな場所にいる?

ここは現実なのか?

まるで夢の中に居るような……

ダメだこの現状になる前のことが思い出せない


現在の状況に俺が混乱し始めたとき

突然目の前に…………

「…どうやら目をさましたみたいじゃな」

まるで神様かっていうような白のローブを纏い長い白髭をはやした白髪の爺さんが現れた

「そうワシは神様じゃ」

「!?」

なっ、心が読まれただと!

てか頭は大丈夫かジジイ?

自分のことを神様とか言ってるぞ?

気は確かか?

自分をちゃんと保っているのか?

「なかなか失礼な奴のようじゃな」

また心を読みやがった…まさか本当に神か?

いやまて、もし神だとしても何でこんな場所に?

神って実はかなりの暇人なのか?

「暇じゃないわいっ!!」

「うおっ!」

なんだよいきなし大声だして

「…コホン…もう一度言うがワシは神様でもちろん暇な訳でもない」

「だったら何でこんな場所にいるんだよ?」

「仕事じゃよ し・ご・と」

その言葉が何故か無性に腹がたち

キレて気がすむまで俺はマウントをとりジジイを殴り続けた

「き…気はすんだか………のぅ」

ボロボロになりヨレヨレでやっとこさ立っていられる状態なのに

まだ話を進めるきかクソジジイ!

「本当に失礼な奴じゃなお主は」

テメェに言われたかねえよっ!?









 



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