砂上の楼閣
夢を見た。
とても幸せな夢だった。
そこにはなぜか、
ママとパパがいて、
お父さんもお母さんもリボーンもみんながいて、
その中心で私は
17歳の姿をして笑っていた。
楽しそうに笑って、
おしゃべりをして、
いつのまに声が出せるようになったんだろう、とか、
なんでママやパパがいるんだろう
とか
ぼんやり考えながら、
楽しくて、うれしくて、
この幸せがずっと続けばいいと思った。
目が覚めたとき、
胸の中が幸福に包まれていて
少しだけ泣いた。
それは、正月も明けて少ししてからのことだった。
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