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烈々布店長の裏(銀魂)
サングラスと入れ換わり
坂本「…おい」


『はい…』


坂本「どーゆーコトか、説明しなさい このボンクラサングラス」


『あははは 今 サングラスなんはおまんの方じゃき』


坂本「」ぐいー


『いててていててて』


坂本辰馬が冬窓床を責め立てている、
そんな異様な光景に 先程から周囲はざわついている


━━━



船員「お、おい 何だアレ?」


船員「坂本さんが…冬窓床さんの頬っぺたをつねってる…」


船員「いつもと逆だ…」


━━━


『つまりのう、昨夜 おまんに渡した栄養ドリンク』(中身坂本)


「はぁ」(中身 冬窓床)


『あらぁ、二人が同時に飲むと、心と身体が入れ換わるっちゅー 宇宙パーティーグッズでのう』(中身坂本)


「」(中身 冬窓床)ぐいー


『いててていててて』


「確かに、吸気を終えた後 アンタに渡されて直ぐ飲んだよね。そのまま寝ちゃったから いつからこの状態なのか分からないけど」(中身冬窓床 )


『んむ、確かにあの時、二人同時に ドリンクを飲んだのう、あははは』(中身坂本)


「」(中身 冬窓床 )ぐいー


『いててていててて』(中身坂本)


「私が今、どんだけアンタをぶん殴りたいか分かる?飛び蹴りがここまで出掛かってるの 分かるゥ?」(中身 冬窓床 )


『はい…スミマセン…』(中身坂本)


「私の麗しく 可愛いカラダに傷が付かないように気を遣ってんだよ…この桂浜のヴォケナス」(中身冬窓床 )


『おまん、クチが悪いのう…』(中身坂本)


「うるさい。そもそも私の顔と声で土佐弁ヤメろ。
あと、この糞ドリンクの効果はどれくらい続くの?」(中身 冬窓床 )


『調べたら、24〜48時間で まぁ1,2日ってとこらしいのう』(中身坂本)


「」(中身 冬窓床 )べちべちべちべち


『いててていててて!!尻を叩きな!おまんの尻は皮が薄いんと違うかぁ?痛いっちゅんじゃ』(中身坂本)


「アンタねぇ…2日も私のカラダに邪魔してんじゃねぇわよ…特効の解毒薬とか無いの?」(中身 冬窓床 )


『あ、あったような無かったような…無かったような』(中身坂本)


「探して来い」(中身 冬窓床 )ゴゴゴゴ


『行って参ります』(中身坂本)スタコラ


━━━
━━



「と、かくかくしかじかなの。むっちゃん、解毒薬について知らない?」(中身 冬窓床 )


陸奥「…」


「むっちゃん?聞いてる?」(中身 冬窓床 )


陸奥「いや…頭痛がしてな…まっこと坂本はぁぁぁぁ」ゴゴゴゴ


「わ、私を睨まないでよおっ
そ、そうだ せめて見分けが付くように サングラスを外しておくね」(中身 冬窓床 )チャッ


陸奥「クチを開けば一目瞭然じゃ…はぁ…分かった、解毒薬は探してみよう…期待はするなよ?」


「ありがとう!とりあえずお仕事するね」(中身 冬窓床 )


陸奥「…そのナリでいつものシナを作るな…」


「そうだよね…いつもの感じだと、見た目 オネェだよね…くっそぉ…あ、そーだトイレトイレ…と…行ってきまーす」


━━━



トイレ!?







どうしよ

男…だから…
手で持って…


『おお、わしじゃ!サングラス 取ったんか!わしゃ男前じゃのう!な、冬窓床ー』(中身坂本 )


「出たな 乙女の敵」(中身 冬窓床)


『なんじゃ こがな所で。トイレか?』(中身坂本)


「そ、そうだよ、トイレ…だけど…」(中身 冬窓床 )


『そんなもじもじしちゅう自分の姿ば見とると…何か…不思議な気分になるのう』(中身坂本)


「アンタのせいでしょ…お、男の排泄の仕方、教えなさいよ」(中身 冬窓床 )


『えっ…そ、そがな…とんでも無いプレイをご所望じゃのう…』(中身坂本)


「仕方無いでしょ…シタいんだから!」(中身 冬窓床 )


『ふぉぉ… 冬窓床 のクチからほがんイヤラシい言葉が出て来るなんてぇぇぇ…
し、仕方無いのう わしのカラダじゃ。 今は冬窓床のカラダに居るが ちゃあんと面倒は見て…』(中身坂本)


「何のハナシをしている」(中身 冬窓床 )バキッ


『え?ムラムラした時の対処法じゃが…』(中身坂本)


「トイレ行きたいの!おしっこ!バカか!漏れるわ!」(中身 冬窓床 )


『ああ…あ、なんじゃ…それなら 三本指がありゃ支えられ…』(中身坂本)


「ちんこ持ってジャーなんて出来るかぁぁぁぁ!!あと何なのあの便器!こちとら未知なんだからね!」(中身 冬窓床 )


『……ほいたら、洋式トイレに座りゃえい』(中身坂本)


「…ちんこ、邪魔じゃない?」(中身冬窓床 )


『下に向けて 脚の間に挟めたら良かろう。持ち上げてしまい込むよりは簡単じゃろ。ちんこちんこ言うな』


「…」


━━━

━━━━━
トイレの前
━━━━━



『どうじゃった』(中身坂本)


「出来た」(中身 冬窓床 )


『そら良かった。じゃ、わしも…』(中身坂本)


「待てぃ」ガッシ


『な、なんじゃ…?』


「大か?小か?やり方は分かるの?」


『ん、んん 小じゃ。分かるぞ、さっきも行ったしの』


「」ガーン


『 冬窓床…?』


「妙な…こととか、ヘンな…こととかしてたら…コロス!!」


『そがん事せんから!ただの便所じゃし…どんだけおまんの中でわしは紳士外生命体なんじゃ!』


━━━

━━━━━
トイレの前
━━━━━


『ふぅ、スッキリし…うほぁ!!冬窓床、ままままだおったんか!
こがん 女子便の前に居ると…わしの沽券に関わるんですが』(中身坂本)ビクゥ


「だって心配で…」(中身 冬窓床 )


『そ、そんな睨みなぁ…端から見たら 様子がおかしい系の心配性の彼氏みたいじゃぞ』(中身坂本)


「あんたが彼氏…冗談じゃないし」(中身 冬窓床 )


『分かった分かった、おまんの目の届く範囲におるから…会議室か?資料室?ほれ 行くぞ』(中身坂本)


━━━


それから、彼はいつになく真面目に仕事をこなした

企画をして書類作成、発注も済ませ、会議もどんどん進めて行く

陸奥さんも作業がサクサク進むと気合いが入っているので 類を見ない捗り方だ


━━━


陸奥「ふむ…今日はこんな所で良かろう。珍しく頭もヤル気を出してくれたのう…」


『うむ、頑張った。わしは飯を食うたら早々に休もうと思う…さ、食堂へ行こうか』(中身坂本)


「そうだね…と、私は今 坂本さんの身体だから普通に食べれば良いだけだけど、私の身体でいる坂本さんは、吸気をしなきゃいけないからね?」(中身 冬窓床 )


『おおそうじゃ、メシは普通に食うてええんか?』(中身坂本)


「いいけど、空腹感はあまり消えないからね?」


━━
食堂
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「お、美味しい!!何コレ凄い!!」(中身 冬窓床 )ガツガツ


『うーん、味はいつも通りじゃが あまり満腹感が無いのう…』(中身坂本)モグモグ


「ご飯を食べて得る満腹感て…大事なんだね…」(中身 冬窓床 )ガツガツ


陸奥「安心せぇ、わしもかなり食うても 満腹感には 遠い」ガツガツ


『陸奥は特別じゃろが…』(中身坂本)


「あははは…分かったよ、とにかくご飯が終わったら、吸気してもらうからね」(中身 冬窓床 )


━━━
━━


━━
部屋
━━


『おかしなハナシじゃの、おまんのカラダで おまんの部屋に断りを入れて入る…不思議な感じ、あはははは』(中身坂本)


「まぁね、空腹感はどう?」(中身 冬窓床 )


『まぁ…ちょっとあるかの…』(中身坂本)


「結構 お仕事サクサク進められてたから 精神術や集中力、使いやがったな」(中身 冬窓床 )


『何じゃそれ?確かに、迷いも乱れも雑念も全く無かったのは奇跡的じゃが』(中身坂本)


「……私はそーゆー術が使えるの。種族的な特殊能力だよ。むっちゃんが怪力使えるのと同じ。でも、お腹減るから無駄遣いしないんだ」(中身 冬窓床 )


『はぁ…確かに空腹で脱力感が……おまんも大変じゃの』(中身坂本)


「もう…じゃー ちゃっちゃと終わらせちゃおう…
ほら、いつもみたいに…って、私との身長差 少しあるのね…腰 ツラい」(中身 冬窓床 )




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あきゅろす。
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