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烈々布店長の裏(銀魂)
サングラスの愛歌2(裏、本番無)
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『ナニコレ、冷蔵庫?飲食物じゃないものも入って…?』


坂本「…」


何の冗談か知らんが…来てしもうたからには…と
横目で 冬窓床を盗み見て 喉を鳴らす


『ね、シャワーにする?それとも…いつもみたいにシャワーは後なの?』


またわしの肘を持ち上げて そがな目をする


坂本「いつもより凄いコトが待ち遠しくて 堪らんからのう…どっちがええ?」


『坂本サンの匂い、嗅ぎたいから シャワーは後にしよっか』


坂本「奇遇じゃのう…前戯が多いと お預けになってしまう事がよくあるからのう…
わしも早よぉ本来の目的にたどり着きたい思ちょった所じゃ」


『大丈夫。ちゃんと良く シてアゲるから…』


わしの懐の露になっとる部分に頬を擦り寄せ しなやかな猫みたいに いつの間にか上着を脱がせる

冬窓床が撫でる背中や腰には 電流が走っているかの様に
ピリピリと甘い感触が襲うので
既に胸は高鳴り、もっともっと 肌同士 くっつけとうなった


坂本「ん… 冬窓床も 脱いでぇ?」


『…いいよ』


いつもなら絶対断られる
ダメ元で頼んだおねだりも快く受け入れられ 期待が高まる


しゅるしゅると衣擦れの音がして
その白い肌の面積がどんどん増えて

下着のぶらじゃあとぱんてぃだけになった時、わしは堪らず 冬窓床を抱き締めてしもうた


『…まだ 残ってるケド』


坂本「今から…堪能させてくれ」


『待ちきれ…ないの?せっかちな坂本サン…』


坂本「今まで散々お預け食ろーとったからの…おまんの所為も…あるんと違うか」


こめかみに口付け、熱い吐息を弾ませて
頬へ首へ馘元へ滑る


『ん…くすぐった…い』


肩ヒモをずらせば 少しずつ 柔っこそうな乳房が顔を出すので こちらの吐息も乱れる

矢庭に ぶらじゃあのかっぷをめくり するする愛撫する
流れる様に、パクりと 彼女の首筋を食べるように口に含むと 濡れた声が耳をつんざいた


『ぁ…ぁ…坂本サぁ…ン』


今日1日の汗を 香りを楽しむように 今度は肩を
舌先でチロチロと遊びながら 息を継ぐ


『そろそろ、坂本サンも…頂戴♪』


ぶらじゃあを取り払った 冬窓床がわしに飛び付き ベッドに倒れ込む

形の良い胸の弾力が わしの胸や腹に ぺにゃりとぶつかって気持ちがえい…


わしにのし掛かる冬窓床を見上げ 間接照明に照らされて妖しく輝く髪や瞳に 心は奪われて…

んにゃ、心は もっと前に奪われておったんじゃろう
この恐ろしく美しく、無邪気で
わし以上に 節操の無いおまんに…

ようやっと 今宵 一つになれる様じゃ…
な、なれるの?
ホントに?


坂本「…キスば…して…」


『…腰、砕けちゃうカモよ?』


妖艶な貌が迫って 息が止まった


坂本「ん…はむ…ン…」ちゅ


『…んむ……』ぴちゃ


絡め合う舌に唾液が跳ねる

滴る汁気が口の端ば 伝って 頭も蕩けそうになる


柔い柔い 唇に 貪る慕情は届いておるか…?
組敷かれるわしは 囚われちゅう
文字通り

おまんの舌に 指に 髪に 絡め取られて きゅうきゅうして 身動きも出来ん


━ずっとこうしたかった━

今 言わねば 伝わらんだろうに
だけんど 言葉が発せられん

甘い甘い口付けに塞がれ
おまんとくっ付け合った肌の体温がいとおしくて離れられん

動きすら封じられて
身悶えも出来ない


『ぷぁ………じゃ、頂きまぁす♪』


坂本「…………ん?」


冬窓床がわしの鎖骨を舌でなぞる


坂本「は…ああアぁ!?」


一舐め一舐め、される毎に 背骨に響く様な快楽が押し寄せる

冬窓床と重なっている部分が酷く熱を持って、 暴発寸前の下半身が非常にムズつく


坂本「あ、あ、な…この感覚ぅ…い、いつもの…」


『うん、いつもの吸気スタイル』


坂本「た、たんま…今日は お、おまんを抱きたいんじゃ…けど…うっ、アぁ…」


『え?そんなザマで 何言ってンの?』


坂本「お、おまんが!こんなザマにさせとぉんじゃ…アッッ…」


『ぴくぴく お腹や肩を震わせて そんなコト…出来るのぉ?』


坂本「ッッ……お、おまん………はっ…ア…」


『ザンネン。そーゆー積もりでココに来た訳じゃないの…
居酒屋みたいな食事所でお漏らしするよりは 個室でお漏らししたほうがマシでしょ』


坂本「く…ふぅ…!なんちゅう、性悪…ッッ」


『性悪、好きでしょ?』


耳元 囁く 甘っちょろい声
そそり立つわし自身の一番敏感な所を握るしなやかな手つきに
辛抱なぞ 出来るはずもなく

呆気なく精を放って仕舞う


坂本「出…ぁ…あァ…」


どくんどくん 脈打つ雄を 満足そうに眺める 冬窓床が 体液を人差し指に一すくいして ぺろり 味わう


『ん…おいし…』


坂本「ッッ…」


『坂本サンの…味ぃ…』


へらりとニヤけた厭らしい顔に また情欲が沸き立ち闘志に火が着く


坂本「てぇっ」ガッ


『ひゃっ』


坂本「これでもかっちゅう程に…煽動してくれたのう…」


今度はわしが 冬窓床を押し倒して抑えつけ


坂本「わしのターンじゃ…」


『ふふふ…そのアングル、男前…下から見上げてるのに二重顎にもならないしィ』


わしのターン…なのに 肌が触れ合う箇所が 足や腕さえ やはり ぞくりぞくりと刺激される

ああ これは…不覚


触れば、吸われるのだ

触りたくて触りたくて仕方ない その心 弄ぶ様に
おまんはズルい

熔けて 抗えぬ程の快楽と引き換えに 甘く精気を吸われる…


しかし この女の匙加減一つじゃろう

そうでなければ普段からの生活にも支障をきたす


色事を統べる閨の魔女
今日の所は 負けてやる


口付けも貰ぉた
汗や肌の味も知った
初めて 一物に直接 触られて
放った白濁の味も知られた


充分じゃ

次の機会を虎視眈々と待ちわびるとしよう


性悪姫が笑う寸前、もう一度 その唇にかぶり付くと
わしの喘ぎが部屋に谺する
冬窓床と唇を吸い合ったまま
温もりに溺れ 恋しさに絡まったまま


「くぁ…あ…イ…ッッ…」


『良いよ…坂本サン…』


「くッッ…あ、ア…ッッ!」


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━━━━
数時間後
━━━━


『んー…あれ?ここは何処………いっ!?』


坂本「..zZZ」


『え…と……ここは…連れ込み宿?で、坂本さんが隣で寝て……?』


『……………夢、かな…もっかい寝よ…』


坂本「んふ… 冬窓床━… 冬窓床━… 」


『………む、むっちゃんに怒られる』ハッ


『起きて坂本さん!!早く帰るよ!!ホラぁぁぁぁぁぁ!!』


坂本「へぶしっ!?な、何しよんじゃあ?」


『アンタがお酒飲ますからこーなったんでしょうがぁぁぁぁぁぁぁ服着ろ変態ぃぃぃぃ』ボカスカ


坂本「うぎゃ!あんまりじゃあぁぁぁぁ」


ぎゃーぎゃーと鴉よりも喧しく飛び起きる

嗚呼 今宵が通り過ぎても 刻まれた短い褥にすがる想い

どうにかおまんも どうにか

覚えておいて…


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━━


陸奥「遅い………もう知らん…」ゴゴゴゴゴゴ


end



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あきゅろす。
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