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烈々布店長の裏(銀魂)
牝兎の通せんぼ3
『初めて実装したから、ちょっと小さめみたいだけど…大丈夫、痛くしないカラ…物足りない位かも?』


阿伏兎「あ、く…!はッッ…!!(悪趣味にも程があるだろ!!ンなもん許す訳ねぇだろォが!!)」


『暴れちゃダメ』


阿伏兎「… (こんな…俺ァ後免だぞコラァ!?男に突っ込まれる所か女に突っ込まれンのかぁ!? !!」


クソッタレ…声が…やっぱ出ねぇ
そして性感による怠さが酷く強い

手錠のように重く、俺を戒めている…

どんな快楽でも度を越えると毒になるんだな…

それにしても、巧く蜘蛛の糸に絡めてるモンだ
こんなにも俺の動きを制限するくせに、性への戦意は喪失させずに
むしろ煽ってくる

やれやれ…と喘いで渇いた唇を舐めたその時
冬窓床2が 四つん這いになってる俺の腹の下に潜り込み、また屹立を口内で転がし始めた


阿伏兎「ふ、ぅ…!」


ぶるりと 熔ける意識は再び 陶酔を思い出す

その刺激とほぼ同時に走ったのは 何かを挿入された感覚だった


この…クソアマ…!!


━━━
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━━━━━━
ヒロイン目線
━━━━━━


『阿伏兎ぉ…ん…!阿伏兎の中、熱…いつも 私とスる時、こんな感覚なの?ひゅごい…刺激、強い…』


阿伏兎「ん…ぐ…ッッ…」


『コレ、ね、陰核を変形させてるの…ッッ、阿伏兎のカラダ、キモチいよ…ソッチのフェラはどう?』


阿伏兎「…ッッ!ぬッッ……!」


『そっか…ちゃんと感じてくれてるんだね…おっぱいも良くしてアゲる』


私の分身に口も動かし、その指先で胸を弄るように念じて指示をする

彼の唇からは止めどなく喘ぎが漏れて 時折振るかぶりのせいで 色付く頬が窺える


私の律動が貴方の身体を揺らす度、私も絶頂が近くなる

きっと貴方も 限界が近いはず
息遣い、涎、視点さえ読み取れる


その荒い吐息で白橡色の髪を揺らし、
私だけを想いながら果てて欲しい

何度か、確実に私に溺れてしまえば
貴方から離れられない位 溺れてしまえば


悪趣味だと嗤われても
病的だと罵られても
変質的だと蔑まれても
離さない…


阿伏兎「んぐ…!んっ…!」


『ん…好き…阿伏兎…我慢しないで、イッて♪』


阿伏兎「…んんンッッ!ンン…」


『ア、ハ…♪また出た…凄…』


阿伏兎「(クソッタレ…)…こんな…(仕打ちされても …)熱くさせられるなんて…俺 Mじゃねぇハズなんだけど…」


『…ん…愛の成せる技じゃない?』


阿伏兎『…へっ…そうかもな……オジサンのプライドはズタズタだ……ズタズタな割に悪い気分じゃねぇ…』


『……愛、してくれる?』


阿伏兎「こうやって、アンタの愛に応えてんだろ…んー…ッッ…」


『…もっと、ちゃんとした時に、聞きたかった…』


阿伏兎「…あ?(ちゃんと、してんだろーが)」


『フフフ、この術、不便かも…甘い愛の言葉しか 喋れなくなる…』


性に訴えてばかりなのも 芸が無い

そう呟いて、彼の頭部に手を回して その唇の戒めを解いた



阿伏兎「ったく…こんな酔狂なプレイ、今回だけだぜ…スットコドッコ…あ、ん?ちゃんと、喋れ…る?」


『何ぃ…?浮気者の癖に』


阿伏兎「あぁぁん?言っておくが、さっきの赤毛のチャイナドレスは団長だからな」


思わぬワードを聞いて
思わず前後していた腰の動きを止めた


『…は?な…何……??』


阿伏兎「俺の弁解に耳を貸さずに夜魔全開に覚醒しやがったのはドコのどいつですかァ?」


『…え…まじ…?…団長…?』


阿伏兎「あのバカ団長もとんでもねぇが、アンタもとんでもねぇな、勝手に決めつけやがって…ニンジャ宜しく分裂までしやがって…」


『………』


阿伏兎「おーい。聞いてんのかァ?この…」


『ふえぇっ』


阿伏兎「…んが!!」


『良かった…』ぎゅうう


『阿伏兎さ…は、他の人と…そーゆーの…』


『シてなかっ…た』



私は背中から、
もう一人の私は阿伏兎さんの胸板に。
発作的にすがり付く

二人の私に抱きつかれて 困惑するものの、彼はしっかりと二人共を宥める


阿伏兎「……浮気なんて、する暇 あると思うのかい…?」

『だって…団長…美少女だったんだもん…』

阿伏兎「…信用無ぇの…」

『目の当たりにしちゃったんだもん』

阿伏兎「信用無ぇし…」

『わ、私はコンプレックスの塊なんです…イケオジの阿伏兎さんはモテるもん…』

阿伏兎「そんなイケオジの阿伏兎さんに、あんなコトすんの? 冬窓床ちゃんは 」

『…ごめんなさい…』

阿伏兎「やっと謝った」


謝罪の言葉が欲しかった訳では無いっぽい…が
阿伏兎さんは 私の髪を撫でて 続けた


「何が悲しゅうて 惚れた女に掘られる羽目になンのかねぇ」


「言葉不足が招いた罠だろうが…
ったくお前さん、熟 手に余る女だな」


━━彼の温もりの中 聞いた声はとても優しく暖かくて
涙と一緒にあんなに不安で哀しかった感情が流れ墜ちていった


━━━
━━


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彼目線
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神威「どうだったー?楽しいイベントは起きた?」


阿伏兎「どうだったーじゃ、ねぇよ スットコドッコイ…はぁ…」


神威「あれ?あーゆー勘違いすったもんだの後は、愛を確かめ合えるイベントが 恋には付き物なんじゃないの?」


阿伏兎「…どんなクソギャルゲーのシナリオだよ…大体、愛を測るなんてなァ ナンセンスなんだよ」


神威「ありゃりゃ 予想外」


阿伏兎「コッチはお嬢ちゃん宥めんのに必死だよ バカ団長」


神威「ふぅん……何だよ、そんな事言って 愛されてるんじゃない?」


阿伏兎「ケッ…言ってろ…コンチキショー」



愛、ねぇ?

そんな温ーい響きじゃねぇくらいの嫉妬と執着だったぜ

俺が腕に抱くのは 危なっかしいモンばっかかよ…ったく

あんなプレイまで…
癖になったらどうしてくれンだ

ホント、とんでもねぇオンナに捕まっちまったモンだよなぁ

…今まで俺の周りにいた女とはまるでタイプが掠りもしねぇ…


俺の一挙一動に処女みてぇに赤面するくせに
吸気は慣れたモンで、
理性のタガが外れりゃ 尚更よ


かと思えば、好きだの愛だの青臭ぇ
酒や食当たりでおかしくなると…ありゃ、ただの痴女だし

飽きねぇのも素晴らしい事だとは思うがよ
大人しく俺の下で蕩けてるカオさせてるお前さんも、気に入ってるんだぜ


end


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あきゅろす。
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