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烈々布店長の裏(銀魂)
遠出のあとで2(裏、彼目線)
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『別れ話とかじゃ…ないんですか……?』


阿伏兎「は?別れ…??誰が?いつ?何で??」


『だって阿伏兎さん、何か言い出そうとして、何度も口をつぐんだり誤魔化したり…言いにくい事があるのかなって…』


阿伏兎「…ッッ…わ、悪い…それは誤解させた…いや?お前さんの考え過ぎじゃねぇ?」


『考え過ぎ……』


阿伏兎「ん……まぁ、怯えさせちまってすまない…そーゆー…別れ…とかは全く思って無いから!そ、そうじゃなくてだな…」


『わ、私が…何かしてしまったのなら…言って下さい…悪い所は直しますから…』


阿伏兎「…………じゃ、じゃあ 言わせてもらうが」


『…はい!!』


阿伏兎「この前の地球遠征、行ったよな…んで、おまえさん、ソファで本を読んだまま寝落ちた日は覚えてるか?」


『寝落ち…あ、はい!1日目の夜かな?料理の本を読んでて…』


阿伏兎「そうだ…その、俺が部屋に帰って来て………おまえ、俺に何をしたか、覚えてるか?」


『え?阿伏兎さんに?私が?えーっと……え?寝てたんじゃ?…あ、でも 印象的な夢を見ました…』


阿伏兎「…どんな夢だ?」


『えっ………そ、それは、ちょっと…言えません』


阿伏兎「俺と…イチャイチャする夢?」


『えっ…?』


阿伏兎「それ…夢じゃなかったとしたら…?」


『えええ?』


冬窓床の顔が崩れて真っ赤になった
そうか…夢だと思ってたのか…

一応覚えているには覚えているんだな…クソッ


阿伏兎「覚えてるな?俺を押し倒した事」


『へ、あ、あの…』


阿伏兎「俺を…襲った事…」


『あの…わ、私…』


阿伏兎「まさかこんな小娘に逆レイプされちゃうなんてなぁ…」


『レレレイプじゃないもん!ごごご合意の上でしょおぉぉぉ!!』


阿伏兎「…覚えてんじゃねぇか」


『だっ、だって…あれは夢だと思ってたから…』


阿伏兎「まぁ、全く記憶に無ぇよりマシだ…俺はな、悩んだんだぜ」


『…悩んだ?』


阿伏兎「いつも吸気させるだけで精一杯、ちゃんと身体を重ねた事も無くて、自分だけ満足して終わらせちゃってるサイテー男」


『そんな事思ってない…!!』


阿伏兎「そうかい?でも事実ではあるぜ?おまえさんも年頃の女の子だし……
もっとこう、ムードを大事にしてやりたいとは思って、なんか形に表したいとか考えはあったんだが…」


『こ、困らせてごめんなさい!あの時は疲れてて…阿伏兎さんに吸気をお願いしたくて待ってて寝ちゃって、無意識にもエネルギー補給をしてしまったのだと思います…道理で目覚めの良い朝だったハズです』


阿伏兎「い、いや…いいんだ…俺こそ、いつも申し訳ない…
それで、その…仕切り直しはしなくて良いのか?」


『え?』


阿伏兎「お、俺達の[初めて]の…。女ってのは 拘るだろ…こんな形で良いんなら、もう 何も言わんが」


『もしかして、ソレ 言う為にずっと…口モゴモゴさせてたんですか?』


阿伏兎「…オジサン、これでも真面目に考えてんだけどなぁ…(俺の口、モゴモゴしてたのか…クソッ)」


『あ…し、したいです!仕切り直し!私、ちゃんと阿伏兎さんと…その…したいです』


阿伏兎「…そ、そうかい…」


参ったな
ストレートな意思表示に お互い 耳まで染まる


『じゃ、じゃあ 今 ココで、シちゃいますか?』


阿伏兎「ぶっ…」


『…違うの?』


阿伏兎「い、いや ソレには問題があってだな 前回のその…シた時…アンタも記憶にはあるだろうが、俺は身も心も蹂躙された」


『ぶっ…』


阿伏兎「その顔はかなり細部まで覚えてるな、結構だ…。ココはホテルじゃねぇ。船だ…前回のあの調子でやっちまうと…俺もアンタも沽券にも関わるだろう」


『…まぁ…はい』


阿伏兎「快楽のコントロールは出来そうか?」


『そ、そんな…こーゆー事、初めてとか言ってるのに出来る訳無いですよう…』


阿伏兎「………なら また今度にすっか…」


『やだー!な、何ですか、男らしくないですよ!阿伏兎さんらしくないですよ!こーゆー事に関しては肉食系だったじゃないですか!』


阿伏兎「その肉食系のピュアなオジサンのプライドをズタズタに引き裂いたのはどこのお嬢ちゃんだぁ?」


『ど、どんだけ自信喪失してるんですか!男だったら愛の力で私を満足させて、跪かせて見せなさいよ!』


阿伏兎「…………言ったな?」


『え?あ…ッッ…?』


阿伏兎「じゃあ今日はこの俺がアンタを楽しませる…アンタから手を出して、吸気してなり阻止しようとするならゲームオーバーだ。、いいな?」


『あ、あの 今のは言い間違いとゆーか…』


阿伏兎「跪かせて見せるからよォ…?」ニタリ


『ひえっ』


阿伏兎「もし、俺が良いと言うまで 俺に手を出さないで居られたら ご褒美をやる」


『手を…出しちゃったら?』


阿伏兎「罰ゲームさ。なんでも言うこと、一つだけ聞いてくれ」


『……じゃ、今日は 私が楽しんだら、速やかに吸気させて下さい。それでお開き…良いですか?』


阿伏兎「上等…」




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