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烈々布店長の裏(銀魂)
甘い酒に仍りて━2
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山崎目線
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山崎退ピーンチ!!


まずい、どうしようどうしようどうしよう
変な事言っちゃうと 沖田隊長の二の舞だ…


『ジミーが思い付かないならね、うんとうんと…』


うわ、変な事思いつきそうだよ、この人!!ヤバいヤバいヤバい!


『ジミーの性感帯を「良いこと考えたぁぁぁぁぁ!」


山崎「俺が冬窓床隊長の嘘を見破ることができるか、やってみない?」


『アハッ 楽しそう、どーするの?』


山崎「冬窓床隊長が本当の事を2つ言って、嘘を1つ言ってよ
その3つの中から嘘を当てて見せるよ」


『監察らしいね』


「俺が負けたら冬窓床隊長の言うこと、一つだけなんでも聞いてあげる」


『わぁ じゃあ私が嘘を見破られたら なんか言うこと一つ、聞いてあげる』


「いいですよ、思い付いたら始めていいよ」


よし…咄嗟に出た提案だったけど 冬窓床隊長に変な事言われる前に挙手できて良かった(血涙)

これなら監察の俺には分があるか…大丈夫だ


口にビールを運ぶ余裕が生まれる


『はーい決まったー
1、私はジミーとキスをした事があります
2、私はジミーをオナネタにした事があります
3、私はジミーとセッ○スしたいです』


俺は盛大にビールを吹き出した


「なんじゃそりゃあぁぁぁ」


『さぁ 嘘はどーれだぁぁぁ?』


なんて卑猥なワードばっか並べるんだ!
酔っ払ってるとは言え、女性としてどうなの!!??


くっそぅぅぅうぉぉぉ俺と冬窓床隊長はキスなんかしたことないぞ!
オオオオナネタなんて!絶対しないだろ この人
セセセセセッ○スもしたいだなんてうわぁぁぁぁぁ

わからない!わからないぃぃぃ!
マジでわからんかぁぁぁぁぁ!!


『ぶー 時間切れだよーぅ』


「う…あ…う…く…1番!」


『ぶぶー』


「なんだよキスなんかしたことないでしょ?」


『あんパンで間接キス』


「…な…」


『さーて 何して貰おっかなー』


「ちょっと待って!2番と3番、どっちが嘘なの!気になる!!」


『2番だよ』


ゴーン
俺の心の鐘が愛の風に吹かれて鳴ってしまった


じゃ、じぁあ お 俺に抱かれたいって事?
俺…俺…俺俺俺!!


「俺も冬窓床隊長が好きだぁぁぁぁぁ!」がばっ


抱き締めた冬窓床隊長はテキーラの匂いしかしないけど 華奢な肩がいとおしい


『うん ありがとー じゃあ 負けた罰ゲーム、してね』


「え」


『トゥウィッッ!トゥウィッッ!』


「しまっ…」


これは さっき沖田隊長が掛けられた術…!

マズイ 意識が…


下半身に行く…

下半身…なんだコレ

なんだこれなんだこれ


「はぁ…あ…ァァ…」


呼吸が気だるい
陰嚢がムズムズする


『ジミーはいつまで耐えられるかなぁ』


俺の身体を抱き締めたままの冬窓床隊長は笑う


どうしようどうしよう、もう身体中がムズムズするよ
内側から熱が沸沸と 欲望が踊り出す

このまま 冬窓床隊長に粗相をしてしまいそうだ

畜生、皆が見ているのに…!!


「冬窓床隊長ぉ…」


耳が変になりそうな 自分の甘えた声


『どしたの?切なげな声を出して』


まだ俺の頬を撫でる
優しい手…柔らかな指先

触れた箇所に火が点る様に熱くなる


ああ…その手でもっと触れて欲しい、
もっと乱して欲しい


もっともっともっと


俺の部屋で、二人だけでじっくりと
誰にも邪魔されない空間で


額をコツンと合わせてねだってしまう


「俺の部屋………来て下さい…この猛りを鎮めて下さいぃぃ…」


俺達に注目している他の隊士には聞こえない声で 囁く


こんなやり取り 皆に見られちゃってるのに
声だけ抑えりゃ良いってもんでもないだろ
クソッ しっかりしろよ、俺ぇ…

思うように頭が働かない


『ジミー、甘えん坊だね カワイイよ』


鼻と鼻が 触れ合ってしまった

胸もくすぐられる
ドキドキが止まらない


『でも だぁめ』


周囲の声が聞こえる


「おおっ」「やりゃーがった」


そう、俺は冬窓床隊長の甘い甘い唇で
全てを塞がれる


とろりと彼女の舌が口内に滑り込み、目に火花が散る


山崎「んぉ」


蜜の様な唾液を溢さないように吸う

本能に直接語りかけるような性感に涙が滲んだ


山崎「ン…ぅ、ン」


柔らかい冬窓床隊長の舌に這い廻られて抗えない

こんな口付け、知らない


山崎「っく…ッッ」


息苦しい。呼吸が荒くなる

ぴちゃぴちゃ、波打つ口内は熱く熱く苦しい


そうか 沖田隊長もこんな感覚で…


時 既に遅し

俺が自分よりこんな年下の女の子に玩ばれてしまうなんて


その抱擁に セックスすら感じる

冬窓床隊長の腕の締め付けで 全身を締め付けられている様


華奢な圧迫感に怒張が修まらない


どうしてこんな刺激で腹の奥が、自身の切っ先が、重心の奥すらジンジンしてしまうのか


キューっと、抗えないモノに押し流される様に
そのまま果ててしまった


『あれ?ジミー…?』


ズルリと体重を預けてしまった俺に 君は優しく笑う


『ははは、寝ちゃった』


それだけ聞いて俺の意識は途切れた


隊士「うわぁぁぁぁぁぁ」
「ちょっと待て!山崎に何をしたぁぁぁ」


『えへへ リラックスして寝ちゃったんだよ』


━━━ガラッ━━━


土方「おまえら…何してんの?」



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あきゅろす。
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