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烈々布店長の裏(銀魂)
おい、サングラス


『坂本さんがウザい』


陸奥「今に始まったことじゃなかろう」


『(セクハラが強めになってきたんだけど、むっちゃんに言ったら坂本さんは捻り切られそうだしなぁ…
どう説明したものか)』


『私も、むっちゃんみたいにがっつり叩いたり蹴ったり、雑踏を踏みしめるようにして、
意思表示した方が良いかなー』


陸奥「まぁのう。たまにはいつもと違う反応を示して 相手の出方を伺うのも一つではあると思うが」


そんな会話をして、会議室を出た私は これから坂本さんの所へ、吸気をさせてもらいに行く。

この会話で察せられるだろうが、坂本さんには最近 イライラする

抱き締めるだけではなく、頬擦りや 胸やお尻に手が触れることも気になってきたのだ。


嫌か?と言えば ただ「嫌」という訳でもなく
何か、言葉にし難いんだけど 端的に言えば まぁ「ムカつく」のである

むっちゃんが言った、「たまにはいつもと違う反応を示して 相手の出方を伺うのも一つ」
これを実戦してみよう。
とりあえずは 此れを胸に、私は坂本さんの部屋に入った。


『吸気』


坂本「何じゃ 藪から棒に」


『吸気するのは良いけど、胸とかお尻触るのは辞めてくんない?』


坂本「抱き付いとったら、ワザとやのうても 触れてしまうじゃろー?」


『……そっすね』ムスッ


坂本「そ、そのカオ!分かった、分かった!気を付けるき」


━━━そうは言っていたが


坂本「…ッッ……」ハァッ


いざ 始まってみると


坂本「ッッ、ッ、ぅ…」ハァハァ


抱き合い、立ち尽くすまま 呼吸を荒くした坂本さんは 私の臀部に手をしっかりと置いていた
もう片方の手は、指が下乳に触れてんですけど

おいおーい さっきの「気を付ける」は何だったのか


立腹の私は、むっちゃんの助言である「たまにはいつもと違う反応を示して 相手の出方を伺うのも一つ」を
遂行してやろうと決めた


『坂本さぁーん ムネ、触ってるしぃ』


坂本「あ ぁ、すまん…」


『恥ずかしいからぁ 止めてぇ』クネッ


坂本「!?」


『いっやーん』プイッ


坂本「(な 何じゃ!?この反応??)」


フフフ 戸惑ってる戸惑ってる

どうすれば良いか分からなくなって固まってる坂本さんが、ちょっと面白い

それでも彼は 私の臀部や下乳から手や指を離そうとはしないのだが
全く以て 良い根性である


坂本「(もしや 触っても えいがか?)」フニ


『!?』


コイツ、まだ触って来る
嫌、つってんだろ…


『坂本さぁん、おっぱい揉んじゃダメぇ』


坂本「そ、そう?すまん でも手が勝手に」モミモミ


コイツ ダイレクトにムネを揉み始めた!何てヤツなの


坂本「(冬窓床の言う この[ダメ]や[いやーん]は エッチなお店のお姉ちゃんの反応と一緒みたいじゃのう
うーむ このまま触ってええんじゃろうか…)」モミモミ


『坂本さんのエッチぃ』


坂本「(何より 抵抗しない…
いつも本当に嫌ならビンタやパンチが秒で飛んで来るんじゃが
いやはや、想定の遥か斜め上の反応じゃ…)」モミモミ


『もぉっ』


どちらかというと、リードしているのは彼のはずなのに
体を密着させて、私よりも荒くなる鼓動。

彼らしくない、あまり余裕が見えない

ふぅん…さて どうしてやろうか
いつもと違う反応で度肝を抜いてやんなきゃ 気が済まない


坂本「(ひょっとして!冬窓床もわしの事、好きになった!?)」モミモミ


『坂本さんっ おっぱい、もうダメですぅ』ブリッ


どうだ!渾身の上目遣い
ムネを触られてるせいで ちょっと顔が熱いけど…ビックリしやがれ


坂本「(上目遣い…顔 赤か…………可愛え…!!)」ドキッ


坂本「(間違い無い、冬窓床は わしの事…好いとる!!)」モミモミ


坂本「(こりゃ とりわけ大事に触れてやらねば)」モミモミ


ん…??揉み方が変わった?
両ムネ、ねちっこくなってきた…
流石に 離れようかな


『ちょっとー、坂本さん もうヤダけど』クルッ


坂本「も、もうちっくと…」ギュウ


向かい合う体勢から、私は彼に背を向ける。
いい加減 体を触られ続けるとイライラするし

だが 彼は私の体から 手を離そうとしない


坂本「ッッ………」モミモミ


『坂本さんてば』


私の背後から手を回してムネを揉み続ける…
私の背中に坂本さんの胸部がのし掛かり、向かい合ってる時よりも 密着面積が増えた


『坂本さんっ んもぉ!』


坂本「(こがに頬を赤くして…わ、わしの愛撫 気持ち良ぇんじゃろうか…)」


坂本「(冬窓床の こがん反応見てたら…マズイのう…)」


坂本「(めっちゃくちゃ勃ってしもうた…)」


坂本「(演技でも…そがん顔されたら…)」


『ふ、え?先っぽ、摘ままないでよっ』ビクッ


坂本「(夢にまで見た、やらしい表情…)」


『こらっ…坂本さん!?』


坂本「(思い描いては、いつもネタにしとる…)」


『この…いい加減に…』


坂本「(わしの秘密通りの…冬窓床のカオ…)」ハァハァ


『しろー!!』


坂本「ッッ」


キレた私は、坂本さんの股間のイチモツをひっ掴む
そこで、思いの外 重く硬い感触に驚いてしまう


『!!』


坂本「ッッ!!」


『何…??硬い…』


坂本「…ッッ」カァァ


『え 何で、赤くなるの?』


坂本「そがん所 握られちょったら いくらわしでも…ビックリするんですが?」


『坂本さんが赤くなるなんて意外』


坂本「(こがに…劣情ばもよおしとるなんぞ…)」


『でもね お仕置きの時間なんだなー』


坂本「へ」


『好き勝手に乙女の胸、揉んでんじゃ…』


坂本さんの股間に気を集中させて
精気を搾ってやる
身構えるも遅いわ

屹立したソレの側面を指先で撫で上げると
彼は、薄く目を開き 瞳を潤ませる


『なぁい!』


坂本「ひ、あっ!?」




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