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烈々布店長の裏(銀魂)
サングラスと昔馴染み3
坂本「冬窓床…」


『な、なに?』


坂本「わしから、吸いぃ」


『え?』


坂本「吸気、しとうせ」


『もう今日の分は足りてるよ?』


坂本「ほなら、わしがおまんから吸気ば する」


『は??』


坂本「わしがおまんから吸ってしまえば、おまんはわしから精気を吸い返さねばなるまい?」


『いや、あんた地球人でしょ。吸気出来ないでしょ』


坂本「成せばなるっ」ぐっ


『ちょ、痛い。それただ強く抱き付いてるだけだから。痛い苦しいヤメロ』


坂本「わしから吸気ばしてくれんなら、抱き潰してしまわぁぁぁぁ」ぎゆぅぅぅ


『イテェつってんだろ!!』ドカッ


坂本「ぐっふぅ」


私の膝が坂本さんのみぞおちに キレイに入った音がした

勢い余ってズレたサングラスを取っ払うってやれば 間の抜けた顔が現れる


『そんなにシて欲しいなら吸ってやるわ、クソサングラス』


坂本「こら、わしのグラサ…んぅ…!」


坂本さんのサングラスを後ろ手に隠して、もう片方の腕で彼の首を引き寄せて 鎖骨にキスをした

唇にしてやろうかとも思ったけど、身長差で届かない。
あと、唇にしたら 後々ウザそうだなーっていうのが本音


坂本「ぅ…もっと上の方でもええんじゃケド…」


ほらね、唇へのキスを意識してる
吐息交じりで 言葉が震えているクセに


『ウザいから辞めとく』


坂本「酷いのう」


坂本さんが少し憂いた様に笑ったので応接室のソファーに座るように促し、少しフォローっぽく彼の横に座り 囁く


『坂本さん、私の愛撫にも耐えられないのに 唇まで犯しちゃったら…しんどいよ??』


坂本「……試してみん…??」


『みないよーだ』くいっ


坂本「お、あ、んぁ…!?」


ちらりと覗く 坂本さんの胸元にも唇を落とす


坂本「む…ぅ…」


次は胸


「っ…わしは女子では無いきに そんなとこ…」


『さっき、むっちゃんに邪魔されたーって怒ってたからさ…こうやって色んなトコにチュッてしたら 坂本さん、満足するかなぁって思ったんだけど』


舌先を踊らせると 坂本さんが声を堪える

やっぱり、これくらいの熱を帯びて来たほうが、精気が美味しく味わえる気がする


坂本「うぅ…ぁ、冬窓床、そ、それ…キスって言わん……ふおぉ……ッッ」


『お気に召したぁ?』


坂本「あ、ぁ…わし…こんな…こんなんで…あ………ぃ……イッて…」ぶるっ


『…♪』


━━━
━━


━━━
彼目線
━━━


と、いうわけで
横槍が入り、お預けを食らったとしても その後にイチャイチャ出来たなら 悦びもひとしお…げにまっこと気持ちええんです


そんなこんなで、僕は吸気が大好きです

それじゃ、元気で。高杉くん。


━━━━


高杉「何だ このトチ狂った文章は」


また子「どうしたんスか?晋助様」


高杉「いや、何でもねぇ」ビリビリ


また子「それ、坂本艦長からの手紙じゃないんスか…」


高杉「ただのゴミだった」ぽいちょ


end

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