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烈々布店長の裏(銀魂)
サングラスと昔馴染み
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彼目線
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しばらく連絡取ってなかったけど如何お過ごしでしょうか。


夜魔族の吸気という、行為は げにまっこと…素晴らしいもので
僕はよく時間を忘れてしまいます


坂本「冬窓床…くぅ…」


『そんなにしがみついたら苦しいって』


坂本「ん…すまん…ッッう…ぁ」


彼女が僕の性器っちゅーか精気を吸う時は、体の一部をくっ付け合っていれば吸気は可能です

手を繋いでいても、爪の先と爪の先をくっ付け合ってるだけでも、彼女は僕の身体から精気のやり取りを出来るのです

厳密に言えば、体の一部を繋げていなくても精気のやり取りは可能ですが より確実に、彼女に精気を受け渡すために 僕は彼女にくっ付いているのです

抱き付いているのです

何故って何故なら、滅茶苦茶気持ちええからです。


吸気されている間は 性感があります
そして彼女と触れ合っている箇所から ビンビンに甘い感触が流れ込んで来ます

できるだけ局部を押し付けたい衝動に駆られます

きっと彼女はそんな僕に気付いていません

だから できるだけ自然に局部を押し付けられるように、彼女を抱きしめる体勢で、密着しながら挑みます


『抱き付いてるだけなのに、どうしてそんなに苦しそうなの』


坂本「いや、苦しいんやのうて…」ハァハァ


『無理しなくて良いよ…??もう辞め…』


坂本「ダメ。もちっと!こんまま!!」


『そ、そうなの?』


坂本「………♪」ハァ…


坂本「……くぅ…ッッ!…」ハァフゥ


彼女との吸気で、初めてこの感覚を覚えました

今までに感じた事が無い、不思議な感覚で、とにかく滅茶苦茶 気持ちええです
癖になるんです

変態ぽい自覚はあります
あまりよく解っていない無垢な女の子に発情してるマダオっぽさ、自覚はあります

でもまたその背徳感が、どうしようもなく興奮するんです


胸も頭の奥もキュンキュンなって、下半身もビクンビクンなって、大体パンツの中にそのまま発射してしまいます

良いんです。シャワーを浴びればええことだから。
良いんです。パンツを洗えばええことだから。

まぁ、こんな感じで絶頂を求め続けていると…
もう一度言いますが、僕は時間を忘れてしまいます。


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陸奥「坂本ぉぉぉぉぉまた冬窓床の部屋かぁ?!」


ここで僕のハッピータイムをかき消した副艦長陸奥の怒号が 冬窓床の部屋のドアをぶち破るのです


陸奥「おまんはまっことちゃらんぽらんの馬鹿タレじゃのう!取引先はとっくに応接室に来ておるぞ!はよ来んかぁぁぁぁ!」


坂本「あれ?今日じゃったかのう」


『えっ 取引先ほったらかし?アハハじゃないよね、信頼失うよ?』


陸奥「まっことな!いくら馴染みの仲だろうが知らんが限度がある!」


坂本「アハハ、わかったわかった 確か今日は高杉本人も来ておるしのう」


『たっ?誰??』


坂本「お やっとわしの事名前で呼んでくれたか冬窓床」


『辰馬の[た]じゃなくて 高杉って人の[た]だよ、ごめんね』


坂本「アハハ 名前で呼んでくれてもええんじゃぞー?どうじゃ冬窓床、おまんも同席しゆ…」


陸奥「ええからすっとせぇぇぇぇぇ」


陸奥がわしと冬窓床を引っ付かんで 応接室のソファーにダンクするとお手軽テレポートした感覚じゃった
キョトンとした冬窓床の手を引いて体勢を整えると向かいに座る鋭い視線に気付いた


坂本「久しぶりじゃのう、高杉 アハハ」


高杉「相変わらず 締まりのねぇ面しやがって」


陸奥「お待たせして申し訳ない、始めましょうか」


また子「見慣れないヤツがいるっスね」


坂本「冬窓床じゃ。おまんらに会わすのは初めてじゃのう」


高杉「はっ 色狂いが、ハーレムか ここは」


坂本「アハハ 別嬪じゃろー」


高杉「その副官も、その嬢ちゃんも珍しい毛並みじゃねぇか…上玉抜粋しやがって」


坂本「高杉こそわしの事は言えんぞー 余程また子ちゃんが気に入っとんじゃのう!!あははは」


また子「わ、私は何処へなりとも晋助様にお供する所存っスから」


坂本「かぁー!高杉ぃ、おまんはモテモテでええ気になっとるようじゃがの、わしかてその気になればブイブイ言わせてやるぞぉ!のう冬窓床 」


『え…坂本さんとなんて空から槍が降って来ようとイヤだけど』


坂本「嫌じゃそうじゃコノヤロー!!!」


高杉「別にええ気にゃなっちゃいねぇし、お前は相変わらずだな…」


陸奥「とっとと本題に入れ、ボケ艦長」バキッ


坂本「ぐえ」


かくして、商談は始まり 僕は発散させられなかった性の憤りを僅かな一時、忘れる事が出来ました(しんどいです)


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ヒロイン目線
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坂本さんと高杉さん、陸奥さんは商談を始めたら、なんとなく 高杉さんのお付きのまた子さんや私は傍観している形になった


ふと向かいにいる彼女の視線に気付き、目を合わす


また子「おまえ、何 晋助様を見つめてやがるっス」


『へ?』


また子「とぼけるなっス!さっきからジロジロと!!」


『そんなに高杉さんの事は見てな…』


また子「今 名前を呼んだ声がイヤラシかったっス!何様っスかおまえぇぇぇぇ」


『人の話聞けよ。ははーん あんた、高杉さんの事 好きなの?』


また子「すすすすす好きって何の事っスかぁぁぁぁ!わたわた私は別に 崇高な目的の下 晋助様にお仕え…」


『わー…赤くなっちゃって 可愛いね』


また子「可愛…ばっバカにするなっス!これでも私は…」


『うんうん、恋って大変だよね、私はさー』


また子「お、おまえのことなんて聞いてないっス、しかも恋なんて…」


『いーじゃん聞いてよ、この船 恋バナ出来るコ少ないんだよ』


また子「こっ恋バナ…!」


話に聞くだけの鬼兵隊の事しか知らないが
其処こそ そんな浮いた話など出来なそうだと思った
男ばかりで また子は紅一点だし。

本来 所謂ガールズトークに興味が無いわけではないが 機会が無く 年頃の娘であることを忘れ
職務に勤しんでいたのだろうか


快援隊で体験した腫れた惚れたを少しだが 自重気味に溢していくと
みるみる内に ふんふんと相槌返し 聞き入った


私も彼女とは同じような立場で居たし、気軽な世間話がしたかった
きっとこの様子だと彼女も…

利害は一致した

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あきゅろす。
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