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烈々布店長の裏(銀魂)
兎と悪酔い花火2(裏)
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酔ったテンションの冬窓床を引きずり やっとたどり着いた連れ込み宿で コイツをベッドに降ろす


『んあー…』


阿伏兎「おい、起きな」


『起きてるよー』


阿伏兎「のんべんだらりと休めると思うなよ。俺に妙なモンを盛った事は忘れちゃいねぇよな」


『あれ 怒ってる?』


阿伏兎「いーやぁ?おじさん、怒ってない訳じゃないけど、怒ってないぜぇ?部分的には怒ってるけど」


『部分的……じゃ、そのオコってる所 鎮めてあげなきゃ』


阿伏兎「おお。おまえのナカに沈めてアゲてくれ…ほら、悪いがもう限界なんだ…優しくなんて出来ねぇからな」


喋りながら服を脱ぐ声は平静を装うが、息が上がっている
強い酒を飲んだ様な心音。体が熱い

下着まで剥ぎ取った所で 自分が見ても あまり類を見ない勢いで怒張した自身を目の当たりにして驚く


『わ、あ………太………ちょっとカウパー、出てるし…』ドキドキ


阿伏兎「弱いクスリじゃねぇだろ、おまえさんが盛ったモンは」フゥ


焦る体を悟られたくはない
しかし正直な熱は 焦れて 煮えて滾って来る

ダメだ
もう 自制が儘ならない

冬窓床の其処に 俺を宛がうと、既にそこそこの潤みが彼女にはあった
これなら傷つけることはないかと 少し安心して 腰を押し付けた


『あ…ふ………ッ おっきッッ…い』


彼女に埋もれて往く感覚に背筋が急ぐ

ゾクゾクと快楽の針で 全身を遊ばれている様で すでに持ちそうにない


阿伏兎「限界だ つってんだろ…
我慢なんてしねぇぞ…覚悟しろ」


『あ!!あっ…あ』


冬窓床の声が甘く弾む
耳に、頭に、響いて…


『ん、はっ、んぁ』


阿伏兎「ッ…ッ…ッ!!」


聴覚をとろかす媚びた嬌声をもっと耳に、もっと、と
俺の本能が突き上げて揺さぶる

熱い感覚が 直ぐに押し寄せるから 抗いもせず、呼吸を留めて 身を任せるしか無い


阿伏兎「うッ……ッ…ッ!!」ビクッ


『ひン!!ゃ…出て……んぁ!!』ビクビクッ


精液を体内に 遠慮無く注ぎ込む
確かに快楽的なんだが、冬窓床に盛られた薬のせいで 物足りなさが後を引く

クソ……


阿伏兎「…ッ はッ ふッ!」グッ


『え?あ、あ、れ?ビュクビュク出したのに、まだ、動いて、るの?ふぁ…ゃ!!』


阿伏兎「悪ぃな、腰、止めてる暇ぁ、ねぇんだよ」パンパン


『わ、ひゃ、滑り、良すぎ…精子で、ニュルニュル…』


阿伏兎「おまえさんこそ、休んでる暇ぁねぇぞ、手荒く、イクぜ?」パンパン


『ひぉ、あ、あ、また…?』

『また 出て、る…ンぁ!?』ビクッ


阿伏兎「おらッ、呑み込みなッ、んッッ」ビクビクッ


『や、ぁん、らめ、奥まで届い…ぅあ』ビク


肌がざわついたままで溺れてしまいそうだ
今度のはちゃんと波に乗れた

ダメだ、クソ
本当に腰が止まらねぇ

唇を貪っても、奥を突いても、絶頂を迎えても、注いでも
冬窓床…おまえへの熱意と まだまだ燃えてる身体


クソッタレ


阿伏兎「なぁ…こんなクスリでどうしろってんだ
激しいのがお好みだったんなら、これくらい どうって事は無ぇんだぜ」


『ん、ぁ ぁ ひぁ!」


阿伏兎「今までは おまえの身体を気遣ってたんだが、実はこれくらいのがお好みかァ?」


『そ、そーじゃ なく、て!アッっ…』


阿伏兎「毎回こうして遠慮ナシに可愛がってやろうか?」


『ち、違っ ぁん!』


阿伏兎「何が違ぇんだよ…ほら、舌出しな…」


『ふ、ふぁい』


柔らかな赤い舌
野獣になって 濃厚に牙を立てて、舌を絡めて また 離さない

離してやらねぇ


『む、ふ、ひゃん…』


阿伏兎「冬窓床…ほら、イっちまぇよ」


『んーっっ…』


阿伏兎「コッチの唇に俺が吸い付いて、コッチにはおまえが奥で吸い付いて……いつも通りだろ?」


『ん、阿伏兎しゃ…んっっ』ビクンッ


阿伏兎「お……ッッ あッッ…!!」ビクンビクンッ


かー…情けねぇ
冬窓床の身体がヒクつく度、こっちも呼応するように妙な波が押し寄せる


まただ

こんなんじゃあ
体液を吸い尽くされちまわぁ


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━━



さて
あれから何度目の射精か
とうに精液も多量ではなくなった

クスリが落ち着いてきたか

程よく身体が怠い


『あ、阿伏兎しゃ…』


阿伏兎「ん…どうした……?」


『も、もぉ お腹いっぱいだよぉ…』


阿伏兎「へっ、ご期待には添えましたか?」


『ん、んぅ、一気に一週間分くらい、生気、食べちゃったよぉ…』


阿伏兎「どうせ厨房に立ったら消費すんだろ。ちっと食い過ぎたくらい、身にならねぇだろ」


『な、なっちゃうよ…ほら、髪とか 延びちゃったしー…』


阿伏兎「へぇ、栄養過多になると 外見に現れんのかい…ん?」


『ひゃっ』


阿伏兎「心なしか、胸も少し大きくなったか?」


『う、ううぅ…そ かも…太っちゃった?』


阿伏兎「はっ そんな水風船みたいに急激に膨らむもんなのかよ」


『一時的に…ならなくも…ないよ…』


阿伏兎「あ、そうなの」


『そ、それで…私 どうしてこんなことになってるんでしょう??』


阿伏兎「…このタイミングで酔いが醒めるの?」


『私、こ、こんな…いっぱい 生気…貰って…あの その…』


阿伏兎「……おまえさんが煽ったんだよ」


『へ?』


阿伏兎「精神的にも物理的にも性的にも」


『えええええ』


阿伏兎「ったく…地球人あたりだったら干からびておっ死んじまってるぞ」


『え、あの……??』


阿伏兎「いつも通りのおまえさんに戻って あられも無い格好、晒してンのを見てるのもそそるんだよな」


『え、え…??』


阿伏兎「ほら、も少し可愛がってやる」ぐい


『え、ちょ わ、わぁぁぁぁ』


いつまでも落ち着かねぇもんだな

そう 旺盛な己にも呆れるが 俺の下で顔を赤くする困ったチャンも 大概だ

普段のプレイじゃ物足りないってか?
深層心理での不満足が今回のコレを呼んだ?

上等

もうちっと ねちっこくても嫌われねぇのが分かった


阿伏兎「覚悟しろよ」


『わ、な、何がぁ……あっ…!』


まだ 少し、この悶着は続きそうだ


end

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