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烈々布店長の裏(クラシカ口イド)
ひねくれラッキー2
『ショパンさ…あ、あの…』


ショパン「あ、え、な…?」


『ま、まず、私 退きますけど 見、見ないで下さいね?』


ショパン「…はい…」


『ほ、本当に見ないで下さいよ?』


ショパン「あ、あんまり意識させないで…よ…僕だって……オトコなんだから…」


『…!!』


あ 更に紅くなった…………ヤバ…可愛…


『……!!!!!!』


あ…これ………もう弁解できないヤツだ…
全く…意識させないでって言ってるのに…


『ショ…パ…さん…か、硬い…ナニかが…私の腹部に………』


ショパン「い、言っとくけど、倒れる時に君が僕を掴まなければ こんな体勢になることは無かったんだからね…」


『な…じゃあ私も言わせて貰いますけどね!咄嗟だったんだから!ショパンさんが頭とか打っちゃったりしたらどうしようとか!心配で!』


語気を荒げる彼女らしくない表情に 思わず視線を降ろす


『黙ってどっか行っちゃうし…外篭りか何だか知らないけど、本当に心配しちゃったんだから…』

ショパン「え、あ…ご、ごめん…」

『この前の……お部屋でチョコをくれた日の事を、やっぱり気にしてるのですか?』


ん?
何だって?
もしかして 僕が何してたか気付いてる…?
鈍いこのコに…悟られた?


『ショパンさんが………私の耳を噛んでしまった事とか、暴力を振るってしまった事とか、気に病んでるのかな って………』


よ、良かった
ば、ば、バレてる訳じゃないみたい…ガタガタガタガタブクブクブクブク


『あ、泡吹いて震えないで下さい…やっぱり、気にしてらっしゃるんじゃないですか……』


ショパン「だだだだだだってあんな事…あ、あばばばばば」


『は、話を聞いて下さい…』


『ショパンさんが何も言わず飛び出してしまい、私は心配しました…
繊細なショパンさんの事ですから きっと自己嫌悪に苛まれたり苦しんでいるだろうと…』


ショパン「う…」


というより 良心が痛むなぁ…


『遠くに離れてるから、私の歌も届けられない、気に病む事は無いよ、と伝えることも出来ない…
私も胸が苦しくなりました』


『だから、何か ショパンさんに想いを届ける術は無いかと 失礼ながらショパンさんのお部屋に便利アイテムや魔法ツールは無いかと探しに行きました』


ショパン「え」


『すると、いかにも不思議そうなお薬があるではありませんか』


ショパン「えええ」


『何の効果が得られるかは全く以て解りませんが、毒物では無そうなので、一粒だけ服用してみました』


ショパン「ええええええええ」


『するとどうでしょう!薬を飲んだら、ショパンさんは帰ってきてくれました…
やはりあれは願い事を叶えてくれる系のお薬!!良かった…本当に良かったです!』


ショパン「な、飲んだって…?」


『勝手な事をして申し訳ありません!私は…ショパンさん、なによりも貴方に会いたかったんです』


ショパン「ば、馬鹿だよ…あ、あれは…あの薬は…」


あんなの飲んじゃったら…フラグがビンビンに立っちゃったって事だろ…(嬉)

はっ!!待てよ…なんかおかしいと思ったら 今の状況も…そういう事か…

変だと思ったんだ、浴室で僕と狐子が裸で重なり合って…


ショパン「ブ━━━━━ゥ」


『ショパンさん?!大丈夫ですか?鼻血?』


そうだ忘れてた裸で僕と 狐子はこんな体勢で!!

あわわわわわわわ

けど、ちょっと待てよ

彼女にとってのラッキースケベって……
僕と、こーゆー事になるって…こと?


━━その時、遠くで音がした


『…?あれ?今、玄関で音が…?』


ショパン「え」


ベト「帰ったぞ」


シュー「流石先輩、本日 大漁ですね」


━━━


『ひぇぇぇ』
ショパン「あわわわわ」


━━━


ベト「皆はまだ帰っていないのか」

シュー「そのようですね…」

ベト「バスルームで物音がしたようだが」

シュー「リスト殿が入浴中だとかじゃないでしょうか?」


━━━


『どどどどーしようショパンさんんんん』

ショパン「う、うんとね」


いや、むしろ好都合じゃないか?
皆に公認になれば 他の奴らは 狐子にちょっかいをかけて来なくなるし


ショパン「じゃ、脱衣場に誰か入って来たら 狐子が返事をしてよ
君の声なら あいつら、変な事はしてこないはずだ」


『は、はい…ショパンさんは?』


ショパン「僕は…ドアの周りに誰も居ないのを見計らって出ていくから…その前に」


『へっ わ?』


ショパン「君の長話のせいで、僕の身体 冷えちゃったもん…一緒にシャワー浴びさせてよ」


『えっえっ?えっ!?』


ショパン「シーッッ…おっきな声出すと、ベトとシューに見付かっちゃう…」


『っ!』


ショパン「ついでに洗ってあげる…」


やっと 起き上がれる


『や…ちょ…み、見ないで下さいね…』


ショパン「解ってるから…」


腰に巻いたタオルを少し押さえて 既に横目で彼女を見ていた


さて、願っても無い

暖かいシャワーを浴びて 逃げ腰の君を後ろから抱き締める

ボディーソープを そのきめ細かい肌に滑らせるとビクンと跳ねるけど


『や…あ、あの自分でできる…』

ショパン「だぁめ…一緒に浴びよう」

『そんな…』


躊躇しつつ、逃げないんだね


ショパン「僕が風邪引いちゃったら…責任とってくれるの?」

『だ、だからぁ』

ショパン「 狐子が温かいし シャワーも暖かい、これなら風邪引かないで済むんだけど」

『も、もう!変な所、触らないでよ…そ、そうだ ショパンさん、私の頭洗って下さいよ!頭のほうがいいです!』

ショパン「…君のシャンプー、まだ脱衣場だよね」

『うぐ…い、いいからお願いします…』


女の子の髪を洗うなんて…初めてだ…
まぁ リクエストにお応えしよう

マッサージ気味に、力を加えてシャンプーを泡立てた


『うぁぁぁ テクニシャン…』

ショパン「そりゃどうも」


こんな状況なのに 僕に身を預けて 気持ち良さそうにしてる
やっぱり無防備だ


トリートメントを髪に馴染ませている時、扉の向こうで声がした


シュー「誰か浴室を使っていますかー?」


『うわきた…って、ショパンさん、どこ触ってんの…(小声)はぁーい!
狐子が入ってますー(大声)』


僕はチャンスとばかりに首から下、胸部にかけて指を滑らせせる


シュー「おっと、失礼しましたー!浴室から上がったら教えて下さーい」


シューの声を尻目に、ふにふにと 弄ぶ様に胸に手を押し付ける


『ぁ…ャだ、やめて…(小声)
はーい、分かりましたー!(大声)』


ショパン「ダメだよ、バレちゃうよ?」


僕は耳元に囁くと またびくびくと彼女は肩を震わせた。
でも体重を預けてくるから シューの足音が去っていくのを確認して 僕は 両乳房の先にもマッサージを始める


『ぁ…ちょ…んッッ…何考えてるんです…』

ショパン「洗ってるだけだよ」

『そ、そっちがその気なら…』

ショパン「!!!!」


狐子の臀部に押し付けていた、半勃ちのソレを むんずと掴まれたのだ


ショパン「ちょ……辞めときなよ…」


どうしよう こんな風に握られると、硬度が増す
数日前、先っぽを弄られた時の比じゃ無い

生々しい欲望が僕を侵食していく


『ショパンさんが…おっぱいいじるの止めてくれたらね!』

ショパン「 狐子の為を思って言ってるんだよ…そんなトコ 無用心に掴んじゃって……後戻り、出来なくなるよ?」

『ショ、ショパンさんこそ………後戻りする気、無いでしょ…?』

ショパン「…無いよ…」


僕を振り返り、睨む目が 揺れた



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