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烈々布店長の裏(クラシカ口イド)
トラブルポーション(微裏)
少し前にあの研究所を調べた時に 見つけたものがある


それは音羽キョーゴの作成した妖しげな薬…
[惚れ薬]と記名してあった


自身が奥方とのエキサイティングな夜の演出の為に取って置いたとか何とか、目を覆いたくなるような走り書きを発見したが、それは割愛しよう


嗚呼、神よ…

何と言う事だろうか
狐子が服用してしまったのだ…事故とは言え…


まぁ、自分の妻の口に入れるものだ、健康に深刻に関わるものでは無かろうが…

嗚呼…事故とは言え…!!
ちょっと目を離した時のことだったのだろう
私の不注意が招いた結果で…本当に…神よ…



『バッハさん…どうして後退りしちゃうんです?』


バッハ「……狐子…君は今、冷静では無い……」


『…冷静、ね。確かに…愚かだと、嗤って下さい…
私は…ずっと貴方を愛していました。けど今まで自分の心に正直でいることを恥じらい、避けていました。しかし、もう…迷いません…』


ジリジリと迫る彼女は私の胸に手を置くと うっとりとした眼差しで この目を見透かす様に見詰める


『今、この想いを告白します。バッハさんの優しさが、いつも胸を満たしてくれています…』


『会えない日も。会える日は一層』


バッハ「 狐子 …」


『私はバッハさんに触れたい、その心にも、その身にも…私は貴方を欲している』


バッハ「キョーゴの作った薬のせいだ……そんな台詞、似合わない…」


『似合う、似合わないで片付けないで下さいよ…今まで私が ひた隠しにしてきたモノなんですから』


『貴方への情念』ニッ



いつに無い距離感で不敵に笑う
彼女の語気に惑う胸が これからどうしたら最善なのかを見極める為にざわめく
薬のせいだとは分かっているのだが…


さて困った
三弦やチャイコフスキーならば 適当にあしらうも馴れたものではあるが…

狐子に ここまで言われると、不思議な感覚に陥る


『どうか、バッハさんの腕の中に 沈めて下さい、すでに溺れている滑稽な私に御慈悲を…」



そんな眼をして…哀願するなど
良い…いや、
良い…いや、
良い…いや、けしからん!!


これほど魅入らせるなど、そんな君も、胸に火が灯った私も…けしからん…


薬の所為だなんて、思いたくない
忘れてしまいそうだ


『スーツ姿のバッハさんもカッコいい…』


シャツのボタンを外しにかかる彼女の指を止めることができない


バッハ「ッッ…」


彼女の唇が露になった私の肌にキスをする


薬の悪影響だ
もう、致し方あるまい…

私はタクトを召喚しようと 手を構えた


『ね、この手は…何?』


制止するかのように私の手に指を絡めて


バッハ「っ…!?」


『タクトを…召喚しようとしたの…?』


構えた私の指をぺろりと 舐めて、あまつさえ歯を立てる


バッハ「ぅ……ッ」


『そんなの、効かないからね…?
ちゃんと薬の効力を消し去りたかったら、ちゃんと方法があるから…耳、貸して』


生唾が無意識に喉に落ちる
気付かれないように、虚勢を張りながら彼女に顔を近付ける


『あのね…』こそっ


バッハ「んなっ!?そ、そんな事をッッ!?」


『そ…頂戴…そしたら、満たされるはずだから』


バッハ「……」


余りの発言に目を覆う


嗚呼…なんということか
いやしかし、その条件を遂行せねば、君の熱は元に戻らないというならば…


バッハ「わ、解った……ほ、本当だろうな…」


『疑わないで下さいよ…私は貴方にウソなんてつけない…知ってるでしょ?』


バッハ「……ソファに移動するぞ…」


━━━


『早く早く♪』


ソファに腰を降ろした私は 躊躇しながらズボンのファスナーを下げる


『……バッハさんのパンツ、セクシーですねぇ』


バッハ「……それ以上、喋らないでくれ…」


『私のおクチ、ソレで塞いじゃう?』


バッハ「そんな…コトは、しない…」


『ふふふ、精子 ちゃんと飲ませてくれたら、良いや♪おクチに出し入れしてもイイのに…』


バッハ「君に…そんなマネは、させない…」


『じゃ、自分でシュコシュコ、マッサージして…導いてネ?』


バッハ「くっ……」


なんてイヤらしい事を言う…

君の見慣れない表情に魅せられて 哀れな程エレクトした下半身が苦しい

ズボンのフックも外し、少し下げれば 開放された男根が勢いよく飛び出す


『わ…お、おっき…やっぱ 身長高いから…ソコも凄いの…?』


バッハ「ほ、本当にクチをふさぐぞ…」


『やぁん…バッハさんに言葉攻めされちゃったら…私もドキドキしちゃう…』


バッハ「……ッッ…」


くそっ…
挑発だ
乗るか…
早く、精液を 狐子に飲ませてしまおう

ウソか本当か、ソレを飲ませてしまえば 彼女の情欲は治まると聞いたならば

するしかないだろう…


覚悟を決めた私は、己を掌でしごき始める


『ひぁぁ♪バッハさんのこんな姿ぁぁぁ…堪らないぃ』


バッハ「しゃ、喋らないでくれと言ってる…だろ」


『ふぁ…すご、先っぽから 透明な…シロップ?とろとろ…』


私の其処に 唇を近付けて いやらしく舐める素振りをする


バッハ「く……っ……ふっ……」


『舐めちゃ、ダメ?』


バッハ「ダメ…ダメに決まっているだろう!」


『えー、ケチぃ…じゃあ、私もシちゃおうかな』


バッハ「は?…し、しちゃう?とは…」


『オナニィ』


バッハ「はぁ!?ちょ、な、なん…」


『バッハさんの、見てたら…ほら、こんなにしっとり』


彼女はソファーの向かいのテーブルに腰掛け、スカートを捲し上げ、水気を纏った下着を見せつけ
てくる


バッハ「や、止めるんだ!し、仕舞いなさい!色々と!!」


『バッハさん、何か 緊張してイケないみたいだから…お手伝い…』


彼女のM字開脚から覗くパンティラインにその細い指が遊ぶ


バッハ「し、しなくて良い!私はこのままで絶頂に達する事が出来る!!」


『大丈夫、私の為でもあるから…気持ち良くなりたくなっちゃった…♪』


くちゅくちゅと自ら淫猥な音を立てる狐子から目が離せない


『ふ、ふふふ バッハさん…見せ合いっこ、好きなの?さっきより…ビンビンだよぉ?』


そんな 卑猥に小首を傾ける 狐子など 見たくなかった


美しい、いつもの清らかな天使たる君はどこへ行った…

嗚呼それなのに


どうして私は目を閉じても その媚態を消し去ることができない!?

焼き付いて 離れない…それどころか


バッハ「クッ…!」


近くなる絶頂に 息遣いが止まらない

もう ダメだ、そう思い 立ち上がり、向かい合った 狐子の頭を押さえつける


『ん、え?』


バッハ「お望み通り、射精…す、るぞ!
の、飲んで…!」


『んっく……んんんーっ…ふ…』


バッハ「ん…!!………ッッ、ッッ!!」


荒ぶる快楽の波に 脊髄が震えて 白い熱が放たれる

小さく、その可憐な喉が 私の熱の塊を飲み込み 鳴る様に、私の征服感が異常なまでに満たされた


『ふっ…んく、ん……んんっ…』


バッハ「だ、大丈夫、か…?」


『うん…いっぱい 濃いの…くれたから、私もイッちゃって…』


バッハ「…!!」


呼吸を整えるその声は とんでもない返答を持ってくる


『バッハさん、の…雄汁、飲みながら…イッちゃうなんてエロくて…ゴメンね』


ダメだダメだダメだダメだ

天使が…無垢なる歌姫が…[雄汁]とか[飲みながらイッちゃう]とか[エロくてゴメンね]なんて…
口にしては…とゆーか精液、等…口にしては…いけないだろう…




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あきゅろす。
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