[通常モード] [URL送信]

R E B O R N !
5(R18)

 獄寺はどちらかというと反抗心が芽生えて、山本の雄を握り締めた。
「ぅ…っ」
 息を詰めた山本が、震える手で獄寺を解放した。獄寺のそれも、既に立派に天を向いていた。
「やっぱ…獄寺の、大きい」
 山本のそれも中学生にしては大きいが、大人の獄寺と比べるとやはり立派さに差があった。
 形を指で確かめながら、山本は溜息を吐いた。
「獄寺さ…オレので、ちゃんと満足してるのか?」
「え…?」
「だから、…本当は、もっと大きいのがいい、とか…」
 こういうのみたいに、と口には出さないが雰囲気が伝わってきて、獄寺は困った。
 この男との交わりは、大きさ云々の問題ではないのだ。しかし、それを言葉にするのは恥ずかしく、獄寺は真っ赤になって山本のものの先端を歯で引っかいた。
「馬鹿なこと言ってねえで、舐めやがれ」
 恥ずかしさを紛らわすように、獄寺の口淫が荒く激しくなっていく。
「ッ、…くそ…」
 負けじと、山本も屹立を口に含んだ。
 ねっとりとした粘膜に包まれる感触に、獄寺は身体を震わせた。高い温度を持った舌が、ゆるゆると根元近くから先端へと這い上がってくる。くびれた部分を擽るように舐め、それは先端へとやってきた。
「あっ、…あぁ」
 鈴口を舌先で押し広げられ、その快感に獄寺は思わず口を離してしまった。それをいいことに、山本が更に先端を攻めてくる。
「ひ、ぃ…あっ、あ…ッ」
 逃げるように腰を振るが、尻までがっちりと抱きこまれていては逃げられない。
 獄寺は愛撫も忘れて嬌声を上げ続けた。
 山本は根元を手で扱きながら、口を窄めて顔を上下させ、更に先端を舌で何度も舐め上げた。頭での理解を超えた激しい快楽に、獄寺が首を激しく振った。手が、意味も無くシーツを掻き毟る。いつもより気持ちが昂ぶっているせいか、余計感じてしまう。
「や、…あ、あっ」
 山本の手が、するりともっと奥まったところに移動してきた。入り口の上で軽く指を動かせば、奥への刺激を欲しがるそこがひくりといやらしく収縮したのが獄寺も分かった。
 起き上がった山本が、獄寺を仰向けにさせると、足を大きく開いて、その間に入り込んだ。指はずっと入り口付近を撫で回っている。
 その指がいつ侵入してくるのか分からない獄寺は、期待と恐怖に動けないでいた。
 ふと、山本の指がそこから離れる。その指が獄寺のものから溢れでる液体を掬い取ったのを見て、獄寺はいよいよかと身を竦ませた。
 期待を裏切らず、その骨ばった中指がゆっくりと体内へと押し込まれていく。
「ぁ、…あ、あ…あっ」
 第二関節まで埋め込まれたそれが、ぬぷりと濡れた音を立てながら入り口を広げるように円を描いて動き出した。


[*Back][Next#]

5/9ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!