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「アルモン、進化ぁぁぁあっ!!」


まばゆい光がアルモンを包む。


「なんだと……っ!!」


まず先に驚いたのは、進化を知らないオオクワモンではなく、よく熟知しているはずの成都だった。

アルモンの白い身体が急速に成長し、光の中からたくましい足が、尾が、突き出す。


(進化は一度見て見様見真似でできるものじゃない……!


コイツ……)


パァァン!!



アルモンを包んでいた光が弾け跳んだ。


『アルドラモン!!』



一回りも二回りも巨大化したその白銀の身体はコアドラモンと同等、風になびくたてがみはその自信を体現していた。



「いくぜタスク!!」


「おぉ!
成都!一匹は頼んだぜ!」


「勝手に名前を覚えるな!
あと指図するな!」


アルドラモンはオオクワモンの額を思い切り踏み台にして飛び上がる。
アルドラモンの腕には、アルモン時の薄紫の髪のようなものが硬化し鋭くなったブレードが備わっている。

ガイン!!

勢いよく胸の前で打ち付けると、鉛のような音が響いて、オーロラ色に輝く。

それを思い切り振り抜いた。


「ツインソニック!!!」

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