神様のプレゼント
めざめ
うぅん
まぶしい
「秀!?」
あ、暁
僕生き返れたんですよ
早く会いたい
「さ、とる」
なんとか喋れたと思ったら掠れた声しか出なかった。
「秀!秀!起きたのか?」
目を開けるとそこには、少し老けた暁が居ました。
「え!?」
「患者が起きました!」
周りからは歓喜の声がひろがっていた。
でも、僕はそれどころではなかった。
起きたら親友が老けてるってありですか!?
「秀大丈夫か?身体の調子はどうだ?」
貴方こそ大丈夫ですか!?
はっ!!
冷静に冷静に
「う、うん
今、何年です?
あれから何年たちましたか」
「あっ!そ、うだ、よな……
今20××年、あれから10年たった。」
僕は、驚きで目がこれでもかってくらい開いちゃいましたよ!はい
「じゅ、10年ンンンンンンン!!??」
「あ、秀安静にしてなくちゃ」
何でそんなに落ち着いていられるんですか!?
10年ですよ10年!
赤ちゃんが小学校の高学年になっちゃってますよ!!
はぁはぁ
こ、心のなかでもツッコミは疲れますね
「落ち着いたか?」
えぇえぇ
落ち着きましたよ
「叫んじゃってゴメンね暁」
「あぁ、大丈夫だ
だれだって驚くさ」
はぁ
「何か疲れちゃいました。」
「そうだな
ま、今回は起きたばっかりだからゆっくり寝てろ」
相変わらず暖かいな暁は……
「うん
そうするよ
お休み暁」
「あぁ、お休み秀」
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