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*僕が君と恋を始める日(黒バス 女主)
あれ?



「よし、ならウサギも俺のこと和成って呼んでくんねえ?」



「へ!?」



名前呼びで照れくささがとぎれてないのに。



「だめか?」


キュンッ




可愛すぎます。





「か、ず、なり…君」


やっぱりまだ言えないかもです。



「君はいらねえんだけど?」



「かず。…」



テレりテレり。




「うーん。じゃ、まぁ。カズで許してやんよ」




わしゃわしゃと頭を撫でられる。



「カズ?」

「ん?」



はい。もう格好よすぎてどうしましょうか!





「呼んでみただけです」



「何それちょー可愛い。あ、もう敬語とか無しな!」




「/////うん」





「じゃ、行くか」




ぎゅっと手を握られて引っ張られる。



その時





「白兎?」





あれ?





くるりと振り返るとそこに居たのは赤司君。



手は離れてしまった。




「あ、赤司君ではないですか。」


「奇遇だな」



「?何々?ウサギの友達?」



「うん。同じ部活の赤司征十郎君。で赤司君、こちらは同い年でバスケ部の高尾和成君」



「!!帝光中の赤司征十郎つったら一年の?」

「うん。」



「うわー。本物。よろしく」


「ああ。よろしく」




「赤司君はこんなとこでどうしたの?」


「新しいバッシュを見にきたんだ。白兎は?」



「私はカズと見たい映画が同じだったからみてきたんだ」



「カズ?」



「和成君だからカズなの」


「へぇ…」



赤司君は急に黙ってしまった。



「ウサギ向こう見に行きたいんだけど」



「あ、うん。分かった。じゃ、赤司君また部活でね」



「ああ。白兎も部活まで羽目を外しすぎないようにな」



「分かってるよ」




「じゃ」



「うん。またね」













「やっべぇな。あの赤司って奴」



「何が?」



「ちょー怖いっしょ。特にあの目。それに俺だけじゃないって分かったしな。」



「何がカズだけじゃないの?」



「んー。内緒」




人差し指を口元にあててシーッのポーズをとったカズはニヤリと笑った。

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あきゅろす。
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