*僕が君と恋を始める日(黒バス 女主)
くろかみ
「あの、ではこれで」
「あ、ああ」
ぎこちなく、本当にぎこちなく笠松、先輩?と別れた。
あ、湿布買ってくるの忘れちゃった。
よし戻ろう。
そう考えたのがいけなかったのかもしれない
私はすぐに戻って湿布を買った。
るんるんしながらお店をでようとすると
ドンっ
何かにぶつかった。
「痛…」
「ってー」
「すみませんちょっと前をよくみて、なかったもので…」
私は相手の顔を見て止まってしまった。
見間違えるはずがない。
肩が震えるのが分かった。
【彼】だった。
まずい。どうしてここに?
顔を見られてはまずいと思い俯く。
「本当にすみませんでした。では」
さっさと離れよう
そう思い歩みだす
が
ぐいっ
「あの」
彼に腕を引っ張られた。
心臓の音が早くなった気がする。
まずい、まずい、バレてしまったのではないか?そうしたら私はなんて言えばいい?
全ての周りの音が遮断されているようだった
「ここ」
彼の手が私の髪に触れる。
びくり
「ゴミついてたよ?」
あれ?もしかして彼ではない?
「ありがとうございます」
彼はこんなにも優しい口調と行動だっただろうか。
私の中で希望がふくらむ
もしかしたら彼ではない。私がただ敏感になっていただけ。そうだよ。ね?
「なーんて嘘だぜバァーカ」
なんとも小さな私の願いはもろく崩れ去った
やはり彼は彼のままのようでした。
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はい。彼の登場デス。
笠松さんあまりでてなくてすみません(ノД`)
他のキャラも出していきたいです。
こんなキャラをだしたいなどのリクエストもレビューでお待ちしております。
最後にmaa*様応援ありがとうございます!私も高尾は好きなのでこれからもっと出番を増やしていきたいと思ってます!彼ですね。そろそろ正体暴露です。o(^-^)
ありがとうございました!
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