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*僕が君と恋を始める日(黒バス 女主)
みどりん
私の隣のその人は、少しおかしなところがありました。

彼の机の上に置かれた物。

それは、数本の向日葵でした。「え?」

思わずもれてしまった。

「なんだ?」

こちらに振り向いた彼とは自然と目があってしまうわけで。

「えと、その花」

と言いかけたところで彼の眉がピクリと動いた。


「とても、綺麗ですね!私向日葵好きなんです!あ、でもどうして学校に・・」


ぶつぶつ言っていたら

「ククッ。」

上品な笑い声が聞こえた。





































サイド 隣のミドリン

「今日のラッキーアイテムは向日葵!なんだか面白い発見があるかもー!」                                              今日の占いでは向日葵がラッキーアイテムだった。


だからいつものようにラッキーアイテムを身につけている。

俺は、帝光中に入りクラスを確認した。

クラスに入り、自分の席が窓際だったのはやはりラッキーアイテムのおかげだ。


「え?」

俺が席につくとともに聞こえた声。

どうやら隣はこの三つ編みの女らしい。


「えと、その花」

男子がこんな物を持っていたら気持ち悪いとでも言うのだろうか。


それとも「とても、綺麗ですね!私向日葵好きなんです!あ、でもどうして学校に・・」


隣の三つ編みはぶつぶつ言い出した。



と、そこで彼女の頭にのっかっている花びらに気付いた。

「ククッ。」

思わず笑ってしまった。



面白い発見とはこのことかと。

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あきゅろす。
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