*僕が君と恋を始める日(黒バス 女主) なつやすみ! はい!とうとうこの季節がやってまいりました! 中学生の夏休み! やっぱり部活ばっか。 でもすごく楽しいです! そして明日から一週間は部活無しだそうです ということで。 「やっぱ人多いなぁ」 ショッピングモールにやってまいりました。 まぁ、1人なんですけどね。 「わぁ、可愛い」 この可愛さでこのお値段。 中学生にはありがたい。 なんて、ぐるぐる見てまわった。 「お、ここ安い」 自分が無意識にスポーツ系のお店に行っていることに対してああ、こんなにも好きになっていたんだ。と実感する。 そういえば湿布とかあまりなかった気がする 少し買っていこうか。 そうおもって湿布に手を伸ばすと 暖かい。 ?暖かい? 自分の手元をよくみると 「「わ!!」」 誰かの手だった。 どうやらその手の持ち主も驚いているようだ 「す、すみません!」 「こ、こここちらこそ!」 なんかスッゴくドモっている相手の方を見ると …どこかで見たような。 「いや、ホント、わりぃ」 あ、分かった。 「笠松さん?」 「へ?」 確か私が今度試合をすることになった中学を調べていたときにデータにあった人だったと思う。 「あ、違いましたか?」 「い、いやあって、る。けど…」 笠松さん(仮)は何故か目を合わせてくれない。心なしか顔も赤い気がする。 「あ、はい。以前バスケ部のデータで載っていたものですから」 「そ、そうか」 「「…」」 …この空気どうしましょうか。 [次へ#] [戻る] |