*僕が君と恋を始める日(黒バス 女主)
ばかだから?
「大丈夫か!?」
バンッと保健室に駆け込んできたのは大輝君
(大輝君て…)
「うん、何もされてなかったみたい。ただ気絶しちゃったみたいで」
「そうか、お前は?」
「え?」
「だから、お前は大丈夫なのかって!」
「へ…うん」
自分のことも心配してくれるとは思ってなかった。
「ったく!お前等心配させんなよ!」
「痛いっ」
グリグリと頭を撫でてくる大輝君はなんだかお兄ちゃんみたいだ。
「はっ、いつものお返しだよ。だってお前今もう1人のムカつくほうだろ?」
「え〜?分かるの〜?てか、ムカつくほうって何?こっちがムカつくわ」
「あぁ?」
(ケンカしないで)
「え〜」
「ふっ、ここにお前とあっちがいたらケンカしないでとか言いそうだな」
(!?)
「えぇ!?何で分かったの!?馬鹿だから!?」
「はぁ?何となくだよあと、馬鹿じゃねぇ」
「…馬鹿でしょ。」
馬鹿だから、なのかな?
ねぇ、君はどう思う?
(知らない)
僕には冷たいなぁ
ま、別にいいけどね。
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