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*僕が君と恋を始める日(黒バス 女主)
こわれたね










「な、何よ!!急に」


「う〜ん。やっと出してもらえた☆アリガトおねーさん!」



「は?意味分からない!」


「だろーね。でも僕は君達のほーが分からないヨ」



「〜っ!!」


パシッとまた殴ろうとした腕を受け止める




(やめて!)



「え〜?なんで?」



「何言ってんのよ!…!」



彼女がいくら腕を動かしてもビクともしない


「大事な大事なウサギを傷つけたんだ。この意味分かる?」



「はあ!?頭おかしいんじゃないの!?」



(これ以上状況を悪化させないで!)



ん〜、どうしよっかな。




「ははっ。さいっこーに…怒ってんだよ」



僕が睨み付けただけで顔を真っ青にさせる。


なーんだ。大したことないね



(…)



パキッ



「あ」


彼女が後ずさりメガネを踏んで壊した





あ〜あ〜、これじゃあしばらくは僕かな?



(…もう、やめて。さつきちゃんをたす、けて)


「…はぁ。」


だから君はお人好しなんだ。



(何でもいいからっはやく)




「…」



明らかに怯えている彼女とその後ろにいる連中に向かって冷たい笑みを浮かべると


「このー、さつきちゃん、だっけ?この子にもう手を出さないでくれるかな?」



「!は、はい」


「んー?聞こえないよ?」



「!!もうこの子には近付かないし何もしません!」


「そっか、よかった。じゃあ早く消えて?」



そう言い放つと即座に逃げていく奴ら



(こんな!こんなやり方!)



こうしたほうが効果的じゃないか




(でも!)






はいはい。お説教は後で聞くから。





「よいしょ」




さつきちゃんをお姫様抱っこして保健室までの道のりを急いだ

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あきゅろす。
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