*僕が君と恋を始める日(黒バス 女主)
わかんない
「チッ」
結局諦めたのは灰崎君のほうだった。
あ、灰崎君と目があった。
…。どうして?
私と目を合わせた彼はなんだかさびしそうにみえた。
「やはり、な」
「うわ!?」
「…そんなに驚くことはないのだよ」
いきなり後ろから緑間君が声をかけてきたからびっくりした。
「ごめんごめん。え。緑間君はこうなるって分かってたの?」
「はっきりではないが大体の予想はついていた。」
「そっか。…みんなは大丈夫だよね?」
「……まあ、もしそうなったとしてもいつかきっと元に戻る日がくるのだよ。人事を尽くしていればの話だがな」
緑間君はその時表情を曇らせていた。
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!