[携帯モード] [URL送信]

*僕が君と恋を始める日(黒バス 女主)
きになるんです


「オース」

「ぐ、お、重いんだけど」

青峰君が腕を私の頭に乗せてきた。

「なぁ」

「え?無視?無視なの?」

「お前、メガネとってみねぇ?」

訳の分からない事を言い出したのは休日部活の休憩時間。

今日はさつきちゃんがお休みなので当番を変わって洗濯物を干しているところで、そこに青峰君がやってきたのだ。


「はぁ?いきなりどうしたの?」

「いやメガネとったら目がちっさくなんのかと思って」

「馬鹿だなぁ。ありえないですー。意味分かんないですー。やめてくださいー。」

「あ?」





「2人ともー何やってんすかー!?」

「うるさいです」

「ひどっ!」


黄瀬君と黒子君もやってきた。


「ちょうどいい。黄瀬っコイツのメガネを奪え!」

「へ?」

「どこか頭でも打ったんですか?」

黒子君は本気で心配しているみたい。


「え?ヤダよ?いくらイケメンだからって、モデルだからって許しません」

「!/////」

「女子か」

「イタッ」

突然頬を赤くした黄瀬君を青峰君が殴った




「でも、メガネをとった白兎さん。気になります」

「く、黒子君?」

「だろ?」

「え?」

「ちょっと!2人ともマジッスか?」

「…」

こうなったら、逃げよう。


そう思って駆け出す


「あ!!」


後ろで何か言ってるけど無視無視。




どんっ



「わっ!」

「っ」

誰かにぶつかり、その反動で倒れそうになった私を支えてくれたのは…


「み、緑間君!ありがとう」

「ったく、気をつけるのだよ」

「はーい」


よく見ると緑間君だけでなく赤司君もあっくんもいた。



「おーい!!そいつを捕まえてくれー!」

マズい


「じゃ、ありがとう緑間君」

そう立ち去ろうとした瞬間

「待ちなよ」

「え?と」

ぐっと掴まれた右腕


「俺がいるのに無視か?」

何これ面倒くさい!


「えーと、赤司君?」

「なんだ?」

「離してくれませんか?」

「は「やっと追いついたー!足速すぎだろお前」青峰」

見事に赤司君とセリフが被った。その後彼がどうなったかは私はしらない























「ということで。緑間君も気になりませんか?」

「ふんっ。くだらないのだよ」

「メガネとったウサギちんこわ〜い」

「ちょっとっあっくん!」


何か言う前にあっくんの口を両手で塞いだ。



「おっしゃ!もーらいっ」



気付いた時には視界が開けていた。

[*前へ][次へ#]

3/10ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!