*僕が君と恋を始める日(黒バス 女主)
むかしむかし
花宮side
屋上に吹く風。
ウサギに酷いことをしてから少したった後もう1人のあいつが現れた。
多分今の幼なじみって奴にも言ってねぇと思う。
「真。何で?そんなに私が嫌い?」
「あ?」
「…そうだよね。こんな私…僕なんか嫌いだよね」
「おい」
「そっかそっかぁ。僕は君にとって用無しってことか。なあんだなあんだ」
「!」
「あはっ♪分かっちゃった」
そいつは突然に姿を現したんだ。
紅く光るその目を俺に向けて。
今はメガネとカラコンでそいつを出さないようにしてるけど。
俺はそんなことを思い出してまた瞼を閉ざした。
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