*僕が君と恋を始める日(黒バス 女主)
あにみたいな
「あ。もういる」
私は宮地清志さんこと宮地さんと勉強を教えてもらうために図書館で待ち合わせをしていました。
私が勉強を初めて宮地さんに教えてもらった時すっごく分かりやすくて何度も教えてもらううちに仲良くなった。
今では私の相談相手でありお兄ちゃんのような存在でよくメールとかしてます。
「宮地さーん」
「おせーよウサギ」
なんて隣をあけてくれる
いい人だなぁ。カズもいい人だけど宮地さんとはなんか違う。分かんないけど。
「じゃやるか」
「はい」
私が分からなかったり間違えてるところはきっちり丁寧に教えてくれるから覚えやすい
「あ、ここはー」
「おー。なる程」
ぴろぴろ〜♪
宮地さんの着信音が鳴る
可愛い。
「もしもし」
一応ここは図書館なので小声ではなしてる
「…なんでだよ。今日は無理だって言ったろーが聞いてなかったのか轢くぞ。…っつーか前々から断ってただろ。じゃあな」
ピッ
宮地さんは爽やかな笑顔で毒を吐く
「え。今日なんか予定があったんですか。なら無理しなくてもよかったですよ?今からでも間に合うならっ?」
言葉の途中で頭に乗せられた宮地さんの大きな手。
「いーんだよ。俺はウサギとの約束のが大事だった。ただそれだけなんだよ。余計な心配すんな轢くぞ?」
ニヤリとつり上がった口元。
なんて男前な人なんだ。
「…はい」
その後何回かなでなでしてもらってこれはもう本当に子供扱いだ。
でもそれはそれでいいのでは?と思う自分がいた。
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