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まいがーる
School days. U *










おはようごさいます。

今は朝の6時36分。私達の学校は8時10分までに教室に着かなければ遅刻と見なされちゃうんです。

厳しい?…これが普通ですよ。


おっと…雑談をしていたら37分に…。













School days. U
(今日は年に3回ある校内演説会…。)








































家を出て学校に向かう私。
隣の家がニノだから一緒に登校する。

校内人気投票で2位をとったものだから、周りにいる女子生徒が羨ましそうに私達を見てくる……。そんなに羨ましいの?ただの―

「今日は校内演説会なんでしょ?」
『あぁ、うん。』
「元気ないよ?気合い入れろって!!」


バシッと私の背を叩く。
“キャー”とか“ワー”とか聞こえないふりをしとく。(だってもっと煩くなるじゃん?)

こんなこと、ニノは他の女の子にはやらない。
 “ただの幼馴染み”―…。   それがニノからみた私のポジション。
それも私からみた彼のポジション。


「入った?気合い。」
『(ったたぁ…;)入りましたよ、十分にねッ!!』

と言うことでやり返しました☆
周りの女子生徒の皆様…、すまないね。彼に気合いを入れるためにやったんでね、フフフ〜♪

「カナエ…。気合いなんか全然入らなかったけど…。痛み、痛みしか感じなかっ『はい、走ろー』人の話を聞けぇッ!!」

言いかけのニノの手を引っ張って学校まで走る。
快い風が私の額に当たった。彼は私が手を引っ張って走ると握り返してくれた。(………弱々しかったけど。)





























余裕をもって登校完了!
私のクラスは2-1。結構脳の回転が早い人が沢山居るみたい…。これくらいが普通だと思うけど。

因みに生徒会役員達は…私と松潤。相葉ちゃんと翔クンは2組。ニノ、大ちゃんが3組。

私の親友、エリナの情報によると3組のあの2人。結構じゃれあってるって聞く。女子生徒の皆様がその光景を見て、やはり言う(叫ぶ?)みたいです。


キャーッ!!


とか。…私から言わせてみれば、普通とかしかいいようがない。
よくその事が目安箱に入ってる。

『それは仲が凄く良いだけです。じゃれあう、じゃれあわないは彼等の問題なんです。』

はい、これで一解決。
あ、授業が始まるっ………。





























授業が終わり昼食の時間になるとエリナと松潤とで食べる。
会話なんぞ、エリナの情報とか生徒会の話。


「ところで、我らの生徒会長様様?」
『な、何?いきなり余所余所しく…』
「んへッ。でね?生徒会執行部の中で好きな『いない。(キッパリ』
「ブー。つれないなぁ。」
「…?何の話してんの?」
『松潤には関係ナッシング!』
「はいはぁーい。」


いるわけないでしょ?いるわけ!!ニノはただの幼馴染み。
潤くんは小学校からの付き合い。(友達って意味!)
大ちゃんは…。うん。ニノがお世話になってるみたいだし。
相葉ちゃんはただの仲良しだけで。

翔クンは…。

「昼食の時間、終わるぞ?」
『へっ?…あぁっ!!』

くそぉぉぉ!!エリナの所為でぇ……!
覚えとけぇぇぇッ!!

(それはカナちゃんが悪いのよっ。by.エリナ)






























全ての授業が終わると皆が体育館に集まる。
そう。今日は生徒会長より演説が行われるのだ。それを皆は略して“校演会”と言う。
今は1学期。出だしが肝心!!
この学校は昨年の3学期に理事長が決めた会長を春から“会長”としての仕事をすることになっている。(投票枠もね。)


『ぁぅぁぅぁぅ…。』
「大丈夫?カナちゃん。」
『相葉ちゃん…。』


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