私は地獄を見る｡-I inferno see.-
普通の日々
普通に暮らしていただけ
私は何も犯してないのに…
何故?
何故？
｢お母さーん!｣
私の名前はﾒｯｼｰﾅ｡
ﾍﾞﾙﾅﾄﾞ･ﾒｯｼｰﾅが本名
現在14歳｡ｼﾞｬｯﾎﾟｰﾈで言う｢中学2年生｣
ここはｲﾀﾘｱ｡地中海に面している国と言われる｡他にﾃｨﾚﾆｱ海･ｲｵﾆｱ海･ｱﾄﾞﾘｱ海｡
ｱﾄﾞﾘｱ海は小さい頃に1度行った位で､ﾃｨﾚﾆｱ海とｲｵﾆｱ海の間にあるｶﾗｰﾌﾞﾘｱ州の､ｲﾀﾘｱ最南端“ﾎﾞｰｳﾞｧ･ﾏﾘｰﾅ”に住んでいる
お父さんは大統領のSPで毎日家には居ない｡ｲﾀﾘｱの首都がある､ﾗﾂｨｵ州のﾛｰﾏの所に滞在中｡時にｼﾞｬｯﾎﾟｰﾈにも行くらしい｡
お母さんは一生懸命に仕事を探してる｡
まぁ､いわゆる“ﾆｰﾄ”
至ってごく普通な家庭に生まれた私｡
髪の色は綺麗な金色
瞳の色は左が赤と右が青のｵｯﾄﾞｱｲ
背丈は中中大きいんじゃないかな?と､思う私｡
家も少し大きいぐらい
私はﾍﾞﾗﾝﾀﾞに居るのんびりしてるお母さんを階段を上ってる最中に大声で叫ぶと同時に､ﾍﾞﾗﾝﾀﾞがある2階に着いて､お母さんがこっちをゆっくり振り向き
｢なぁに?ﾒｯｼｰﾅ｡｣
その口調は亀よりちょっと早い口調で｡
急いでる私は少し頭にきて､早口で
｢仕事!!｣
｢仕事?……｣
お母さんは冷や汗をﾀﾞﾗﾀﾞﾗとかく
次に言う言葉はもう分かる｡
｢一抜きよっ｣
予想が当たった｡
お母さんは苦笑いを浮かべ､私を騙そうとしてる｡
そんなの無理の承知の上なのに｡
｢もー!早く探して来なよ!ｯ!｣
｢はいはーい｣
｢…もう｡｣
こんなのが毎日の日常
でも…こんな日に戻れない事を私も母も父も予想しなかった―…
［次の地獄へ#］
[戻る]
[小説ﾅﾋﾞ|小説大賞]
無料HPエムペ！
携帯モード]
[
URL送信]
