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リュウノヒゲ-変わらぬ想い-改
綱吉教師の放課後勉強-その後-




















私はあれ以来、ちょっとだけ成績がよくなって、先生の所にはあまり行かなくなった。






でも調子づいてまた成績は元に戻ってまた放課後勉強があるー…


























──────………










「またか?蒼」
「煩いなー…私だって好きでここに来た訳じゃないんだから」
「そうか?」
「そうですー」

私は先生に向かって生意気な態度をとる

自分でも分かる

生意気な態度をとらないと先生の事…好きになりそうで

これっていわゆるツンデレなのかな?

「おい。蒼聞いてるのか?」
「うん…」
「うわの空だったぞ?」
「聞いてたってば!」
「そろそろ自分の気持ちに素直になったらどうだ?」
「はい?」

意味が分からない




自分の気持ちに素直になったらどうだ?


十分に気持ち表せてますけど

「嘘だろ?」
「心読まないでください。先生が好きな生徒…明らかに恋愛小説な事言うよねー」

「悪いか?」
「うん、おもいっきり悪い」

























「これで居残り授業終わり。帰っていいぞ」

あーぁ…終っちゃった…

もっと…一緒に…




「延長居残りは明日…どうだ?」
「いいですよ、延長しなくて」
「そうか。じゃあさっさと帰れ」

と言うと教室を出ていった…

その後を私もついていく(まぁ…なんとなく

いきなり先生が止まり、先生の背中に自分の顔が当たる


「ぶっ、先生!いきなり止まらないでください!!」
「オレの後ろを着きまとうからな。止まったんだ。…で、なんだ?」

私の方を振り返ると問うてきた


「延長居残り授業…明日…受けたいんですけど…」
「………いいよ」


私がそう言うと先生は嬉しそうに私に微笑んだ

あーぁ…素直になっちゃった
でも、何か軽くなったような…






























































「……綱吉先生のばーか」









綱吉教師の放課後勉強-end-

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