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催眠オナニー

催眠オナニーネタ/突発発情/前立腺弄り/催眠術/温め






夕暮れの、人通りの少ない学校の帰り道。同じクラスで同じ部活の大林と並んで帰っている間の事。

「なぁなぁ真崎はさぁ、催眠オナニーってしってる?」

きらきらとした目で突然大林が言いだした。中学3年生ともなればそういう方向の知識は日々更新されて行く様で、とくに大林は「そういう話」が大好きだった。3日に一度、必ずこの手の話をし始める。
俺は聞きなれない単語に眉を顰め、知るか、と否定した。大林は俺の腕を組んで説明を始めようとしたが、俺はその腕をほどこうと必死だった。

「なんだよー」
「俺は男と腕を組みたくない」
「けーち・・・それでさ、催眠オナニーっていうのがあってさ、まぁ一種の簡単な催眠にかかって、オナニーするんだけど、すっげぇ気持ちいの!真崎もさやってみない?」

俺は同じ身長のため、同じ位置にある大林の顔をまじまじと見つめ、溜息を吐いた。

「やんねー」
「えー!なんでー!!」
「そんな得体のしれないことやるかっ!!」

駄々をこねはじめた大林から距離を取るかのように大股で歩く。大林はしばらくブーイングをあげていたが、しばらくすると「はーん。さては」とニヤッと笑ってきた。

「怖いんだ?」
「なっ・・・別にそういう訳じゃ・・・!」
「いーよいーよ怖がらなくたって。はいはい、真崎は結局怖がりだもんなー」

うぐっと声を詰まらせる。
先月の終わりに2年生の時のクラスメイトとの送別会で、夜の墓地に肝試しをした時のことを大林は暗に言っていた。二人一組のペアになったのだが、その時のペアの相手が外れくじで男の大林となったのだが、その後俺は怖がって誰も見ていないのをいいことに半泣きで大林と共に決められたルートを歩いたのだ。

驚かす役の人間がどこに居るのか熟知していた(勝手に計画していた地図を見たらしい)大林のおかげで、突然驚かされて大泣きするというような失態を他のクラスメイトに見られずに済んだわけだが。

だが男として情けなくもあったその出来事を今更言い訳できるわけも無く。

「べ、別に、怖くて嫌なんじゃねーよっ」
「ふーん?」
「・・・う、疑うんなら、いいぜ、やろうぜ!その、催眠オナニーってやつ!」

売り言葉に買い言葉とはこのことなんだろうか。などと今日習った言葉を頭の中で復習しながら叫んでいた。



明日が休日なのをいいことに、荷物を一旦家に置いて、宿題が難しいから大林の家で一緒にやりたいから泊まっていいかと尋ねる。同じ地区で小学校のときから仲のいい大林のことを母さんも父さんも良く知ってる。だから許可はあっさりと出た。

「お邪魔しまーす」

大林の家は両親が医者で、時折家に帰ってこないときがある。今日がその日なんだそうだ。俺の家よりデカい玄関をくぐり、2階の大林の部屋に直行した時には、俺の心臓はかなり早く、そして強く鼓動を打っていた。

ラフな格好に着替えた大林は俺にベッドに横になってリラックスするように言って来た。言われた通り俺は横になるが、全くリラックスなんかできるわけがなく。

「緊張しすぎー」
「うひゃぁ!!!」

脇に手を入れて擽ってきた。捻って逃げようとするが大林は許さず、壁に追い詰めて擽り続ける。

「やめっちょっ、まじ、ぎゃはは!!ひぁーーっ!!」

しばらくして大林の気が済み、手を離した時には、俺は完全に息が上がり、目に涙が浮かんでいた。力を入れたくとも全く入らず、ただころんとベッドに転がされる。

「おーリラックスしたな」
「・・・これは・・・リラックスなのか・・・?」

笑い過ぎて声まで力が入らない。ただ弱々しく転がされ、何故か大林の膝の上に頭を置かれる。気恥ずかしさがあったが案外と楽で、そのまま頭を預けて息を整える。緊張から早鐘のように打っていた心臓は、上がった息を整えようと呼吸をするだけで落ち着いてきた。


完全に呼吸音も落ち着くと大林がニコリと笑ってきた。

「じゃ、はじめよーぜ」
「おう・・・」

目を閉じて、大きく息を吸って。吐いて。吸って。吐いて。

そんな大林の声を聞いているうちに頭がぼんやりとしてきて、意識が吸い込まれていった。



ぱちんっと音に驚いたように目が開く。部屋は暗くなっていて、それが時間がかなり進んでいることを教えてきた。

「え・・・」
「おかえり、真崎」

ぱちぱちと驚いている俺に大林が声をかける。相変わらず俺を膝枕していて、慌てて起き上がろうとしたが、身体が気怠い。まるでオナニーした後のように。

「どう?怠い?」
「・・・怠い、けど、なんかスッキリしたような感じ・・・」

そういうと、そっかと頷いて笑顔のまま膝を抜いた。

「宿題は明日やろっか」
「おう、あ、でも部活」
「終わってからうちでやろーぜ」

そんな他愛も無い話をしながら俺もベッドから立ち上がった。



その夜。じゃんけんで勝った俺は大林のベッドで寝ていると突然目が覚めた。真っ暗な部屋で身体を丸めると、身体の奥に不思議な感覚があるのに気付いた。最初は小さなものだったのに、意識すると大きく、明確な疼きへと変化していく。

「ふ、ぁ・・・」

臀部をそろりと撫でると甘い声が漏れた。痒いような、くすぐったいような疼きに思わず声が漏れる。次第に息が上がり、身体全体が火照ってくる。

 だめだ、トイレ・・・。

すぐ近くには布団を敷いて寝ている大林がいる。このままだととんでもないことをし始めそうで、ゆっくりと起き上がる。だが。

「っぁう・・・!?」

尻がついた瞬間、身体が跳ね上がり自分でも信じられない声が上がった。甘い高い声。
ハッと口に手を当ててるが、時遅し。

「真崎?」

布団から体を起こした大林がこちらを見ていた。

「おおばや、し、なんか、俺、変・・・」
「変?」

ベッドに乗り上げて、俺の真正面に座る。一方の俺は疼く尻を揺らし、布団に押し付けていた。

「尻、が、変・・・かゆくて、うずうずして、」

混乱して身体を抱きしめる。大林はそんな俺の首に手を当てると、俺は身体を跳ね上げてまた熱い息を吐き出した。

「はっ、はっ・・・くすぐっ、たい」
「触ってるだけなのに?」

そのまま頬を撫でられ、俺は目を瞑る。だめだ、本当になんか身体がくすぐったくてうずうずする。
ふわり、と空気が動いた気がして目を開くと、大林が俺に抱きついてきた。ぞわっと身体が震えた。嫌悪なんかじゃなくて、もっとこう、嬉しいような感覚。

「真崎・・・」
「え、ぅあっ・・・!」

背中をゆっくり擦りながら手が下に降りて行く。もうそれだけで視界がぼやけて来て、頭の中から余分な考えが抜けて行くのに。
大林の手がそのままズボンの中に入ってきて、俺はまた恥ずかしい声をあげた。

「きゃんっ!」
「ほんとだ。触っただけで・・・横になって、腰、浮かせて」

大林の言葉にカッと頬が熱くなるが、言われたままにゆっくりと身体を倒し、腰を浮かせると、するりとパンツごとズボンを脱がされた。

「ぁ、あ・・・やだ、見ないで」

触らなくたって分かる。何もしていないのに俺のソコは緩く勃起している。だけど大林は「大丈夫」と声をかけて来て、それからゆっくりと俺の足を持ち上げ、でんぐり返しの様な体勢を強いてきた。
見たくなくとも、ぷるぷると震える俺のそれと、大林の顔が見えてしまう。

「やめっ・・・」
「うずうずすんの、とってやるから」

そう言って大林は尻を撫でてくる。俺はそれだけのことに息を詰め、こくりと頷いていた。
そしてそれを確認するなり、なにか生暖かいものが尻の穴に当たった。

「っ、やっ!!大林っやだ!汚い!!」

それは大林の舌だと気付いた時にはもうぐにぐにと押し付けられていて、俺はついに涙をこぼしていた。
なのに大林は俺に「足、自分で抱えて」と言って来て、俺はそれに従ってしまう。

ぺちょぺちょぺちょくちゅり、と言う音が真っ暗な部屋に響く。時折くにくにと入り口を抉るような動きをされ、足を抱える手が震える。

「は、ぁぁ、大林ぃ・・・」
「ん・・・そろそろいいかな」

呟くような声が聞こえて、俺は閉じていた目を開く。

「んっ・・・!!!」

その直後、ぷちゅん、と大林は散々舐めていたそこに自分の指を入れてきた。俺は違和感と共に襲ってきた快感を、ぎゅっと手に力を入れて受け止める。

「っ?!」
「すご・・・真崎のナカ、ぐにぐに動いてて、熱いよ。力抜いて」

言われるがまま、身体から力がふっと抜けた。大林は「いい子」と笑うと中に入り込んだ指を動かし始めた。

「んぁっ!ひっあ、ぁあ?なに、なに、これ、ぇ?」
「気持ち悪い?」
「ちが、なんか、きもちいっ、ぇ、あぅ!」

ゾクゾクとしていて、違和感はあるのにまるで知らない気持ち良さが襲ってくる。ポタリ、と未だ触られていないちんこから透明な液体が流れ、上着にあたる。大林は尻を撫でていた手をそこに伸ばして、扱き始めた。

「ぁ、あぅっ!!や、こわ、こわいよぉ・・・!!」
「大丈夫だよ。ここ、気持ちいいだろ?」

くんっと中で指が動き、俺の身体は跳ね上がった。

「きゃぅうう!!!」
「ここ、前立腺って言うんだ。男が気持ち良くなれるトコロ。それから、真崎の一番気持ちのいいトコロ」

そう言ってコリコリと弄られると、ひっきりなしに甲高い声が口から洩れる。俺は足の指を丸め、受け入れきれない快感の情報量に震えていた。
それなのに大林は俺のモノを扱く手も止めず、中にもう一本指を入れて、交互に、ひっきりなしにその前立腺を叩いてきた。

「やぁぁ!らめっそれ、らめぇぇ!ぃああ!気持ちい!ぁーっ!らめっあっ、あぅ!なんか来る!なんか来る、やらっおおば、やしぃぃ!たしゅったすけっ、ひぅぅぅ!!」

視界がちかちかする。感じたことも無い快感に俺は頭を振り、大林に助けを求めるが、大林は叩く速さと扱きあげるスピードを増して、俺を攻めたて、そして。

「イっていいよ」
「っっっ、ああぁーーーーー!!!」

腰をガクガクと跳ね上げ、俺の頭は真っ白になって。くたりと力が抜けて、そのまま気を失った。


「真崎」

ちゅぷん、と指をぬくと、だらりと足が落ち、涙を流しながら意識を失っていた。
俺は精液のついた上着を脱がせ、タオルで真崎の身体を拭き、別の服を着せて布団に寝かせた。

それから俺自身の張りつめたものから欲を吐き出し、ティッシュに包んで捨てて、汗をしっとり含んだTシャツを脱いだ。

「へへ・・・」

頬が緩むのを止められない。真崎、可愛かったなぁ。

催眠オナニーは意識を誘導して気持ち良くなる、一時的なもの。だけど俺は本格的な催眠術を研究し、そしてついに真崎にかける事に成功した。

真崎にかけたのは「俺の匂いで真崎は発情する」ことと「俺の声に逆らえなくなる」こと。そしてもう一つは俺から離れられないようにするためのモノ。
それはこれからも催眠が解けない様に上書きするために必要なものでもある。

「真崎、大好きだよ」

そう言って真崎の頭を膝の上にかけて、誘導を開始した。その鼻から下にTシャツを被せて。


「真崎は俺の匂いを3日以上嗅がないと延々と苦しい思いをします。辛くて、何も手に付かなくなります。だけど真崎は俺の匂いを嗅ぐと気持ち良くなって、身体が疼いてしまいます。でもそれが、真崎にとっては幸せで、幸福感で満たされる瞬間です。俺の声に支配されるのも幸せで、従うことが喜びで。俺の匂いを嗅ぐことで、真崎は満たされます。それが真崎の幸せになっていく。そうだよね」

意識のない真崎は。胸を上下させて俺の匂いで鼻腔を満たす真崎は、こくんと頷いた。





END



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