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玩具開発部門

バイブ/フェラ






「なにこのくそみてぇなバイブ死ぬの?」

椅子に深く座って足を組む金髪の白衣姿の男が、緑色の一見蛇の子供用の玩具を片手に持ってぶらぶらと振る。だるそうなその声を向けられたのは、3人の同じく白衣を着た男たち。ただし視線は下を向き、大変気まずそうな空気が流れていた。

「なー俺らオモチャ作ってるのは作ってんだけどガキのための玩具じゃなくってさぁアダルトなオモチャ作ってんの。分かる?こんなくそみてぇな形だとネタでしか使われねぇのわかる?」
「い、いや、でもそれは拡張用に作ったもので・・・」
「あー?いやいやこれは無いだろこんなカテェもんいれたら拡張どころじゃなくて萎えるし第一入らねぇよバカなの?」
「・・・・・・」

やる気のなさそうな声ではあるが、男のいう事は正論で、3人の男たちはさらに深く落ち込む。その様子に「あーもーうぜー」と言いながら、手に持ったバイブを3人に投げる。

「お前ら入社して3か月のまだペーペーなんだよ背伸びすんな。基本をマスターしやがれ悔しいなら来月までに新製品を提出しやがれ」
「「「はい・・・」」」

3人はうなだれたまま部屋を出て行く。その代りに入ってきたのは眼鏡をかけた男性。扉を閉めると、かちゃりと鍵を閉めた。金髪の男性はそれを特に咎めることなく手を挙げた。

「おーおー積くん媚薬部門のバイブどーだったよ喜んでた?」
「ローションの足し方が分からないと唸っていました」
「あー取説くらい読めよこれだから、」

息継ぎをせずにしゃべり続ける男の目の前に、ごとりと置かれたのは男性器を模したピンク色のバイブ。男はそれを手に取り、積と呼んだ男を見上げた。

「新製品?ちと重いな」
「来月までには改良を重ねますが、とりあえず感想が聞きたくて」

積はニコリと微笑むと、男は組んでいた足を解き、ベルトを外してチャックを外し、下着ごとズボンを脱いだ。そのまま靴と靴下まで脱ぎ去った足をあげてM字開脚をすると、積はその間に座って露わになった蕾にローションを垂らし、指を突き入れた。

「随分ゆるいですね」

くちゅくちゅと音を立ててかき回すと、イイ所に当たっているのだろう。ぴくっと足を震わせながら息を吐く。

「、あー、お前、今日の朝バイブ、んぁ、突っ込んだまま、媚薬部門に、行ったっきりで、ん、さっきまで抜くの、忘れて、あっ」
「忘れるほどの太さでしたか。あれも改良が必要ですね」

そう言い、指を抜くと持って来たバイブを手に取り、ずぬぬぬぬぬぬと押し込んだ。

「、は、太い、な」
「前回出したものより1,5センチ太くしましたので。スイッチ入れます」

そう言ってカチリと手元に持ったリモコンのスイッチを入れると、男はのけぞった。同時にジュニュニュニュニュという連続した音が響く。

「っああああっ!!!まわってんの、これ、ぇ!!」
「はい、カリの部分が抉るように回転するようになっています。痛みはありますか?」
「ない、けど、ぉ!、スピード、が、」
「遅いですか?」

カルテに書き込みながら問うと、男は頷く。積はそれを素直に書き込み、別のスイッチを押す。すると今度は竿に当たる部分が回転を始めた。ヴヴヴーーーーーと音が加わるが、男の表情は、軽く顰められただけだ。

「んんっ!、悪く、ねぇ、がっあぅんっ!、カリに負けて、るぅ!!」
「前立腺には?」
「当たってる、けどぉ、あっ!!ふあ、ぁあん!カ、リの部分、がぁあ!きもちぃぃ!!」
「ふむ・・・」

カチリとスイッチを切り、ジュヌヌヌヌと引き出す。テラテラと光るバイブを机の上にあげ、パクリと固く勃起したものを咥えこんだ。中を抉られた余韻に浸っていた男は肩をピクリと震わせ、だが積の置いたバイブを手に取った。

「はぁ、はぁ・・・そう、だな。ちょうど、前立腺に、ん、当たる部分をちょっと太くしちまえば、いいんじゃねぇ?そしたら、ストッパーの代わりに、んぁ、なるだろうし、重さで落ちることも、なくなるだろ」
「ふぁい」

目を閉じて喉奥まで咥え、グチュグチュと出し入れをするその顔に男は笑顔を浮かべ、積の頭を押さえた。

「ふぐっ・・・!!」

苦しいのだろう、眉が顰められる。男は性器を押し込んだまま身体を震わせ、そのまま喉奥に射精した。
ごくりと飲み込み、尿道に残ったモノも吸い上げると、ようやく口からポロリと出した。
けほけほと咳き込む積を見下ろしていた男は足をおろし、

「っぁ!」

ぐっと積の股間をやわやわと踏み、揉みしだく。

「ぁあ、室、ちょぉ・・・!」
「だが着眼点はいいと思うぞ。まさか亀頭部分が動くとは思わなかったしな・・・こいよ」
「、はい」

バイブを置き、足をどかすと、積はズボンの前を開き、固く勃起したそれを取り出した。
そこから先は、積と室長の秘密の時間。



END


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