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番犬先輩!

面倒臭がり大学生×バイトの先輩/襲われフェラ/ストーカー/エロ度極薄








瀬野ヒロトはその時、ソファーでうたた寝をしていたはずだった。

大学生になって一人暮らしを始めたものの、週に3回のバイトと突然の課題をこなすこと以外、ヒロトには「やらなくてはならないこと」がない。

そもそも奨学金といささか裕福な実家からの仕送りのお陰で、娯楽思考が極端に少ないヒロトはバイトをやらなくても暮らしていける。
だが5つ離れた双子の兄たちから「社会勉強を多少しやがれ」とステレオボイスで言われ、勝手に履歴書を書かれ勝手に面接の日程を組まれ、無理矢理面接を受けさせられた。

見事合格したものの、ヤル気の欠片もないヒロトは速攻辞めようとしたが、辞める際や無断欠勤した際の連絡先に、兄の片割れの携帯番号が書かれていたため、勝手に辞めることもサボることもできない。

せめてもの抵抗で、最低限しかシフトを入れていないのだが、最近はシフトを増やそうか悩んでいる。

その理由はただひとつ。


「、っ・・・ハ・・・ッ・・・やめっ…ンンンッ・・・!」




ヒロトはその時、ソファーでうたた寝をしていたはずだった。

なのに、鈍い気持ちのいい感覚と飴をしゃぶるかのような卑猥な音で目が覚めた。
そして急激に襲いかかるのは、眠気を吹き飛ばすほどの快感。

気付けば履いていたパンツはズボンごと足首まで降ろされ、剥き出しのペニスをソイツに咥えられていた。

「ハッ、ハッ・・・ンっ・・・・アッ!」

カリのくびれを尖らせた舌でなぞられ、つるんとした亀頭をそれこそ棒キャンディーのようにレロレロを舐められる。
右手でペニスを支えながらその親指は、ソイツの唾液で濡れ濡れになった裏筋を延々となぞり、左手は陰嚢をさすりなぞり揉み。

ジュブッと窄めた口に再び咥えられ、先走りが溢れる鈴口をチロチロといじられる。

「やめ・・・ンアッ!!」

目を覚ましてから一言も発せず、延々とその行為を繰り返す。

頭はドロドロに溶かされ、最早ヒロトのそれは爆発寸前。

それでもまだ理性の働くヒロト、このまま口の中にぶち撒けるのは嫌だと手を伸ばす。

「く、はぁっンー・・・ッ!――も、やめっ・・・」

その頭を引き剥がそうとするが、この状態が相当続いているのか、全く力が入らない。

それどころか、真っ黒な髪に指先が触れた途端、ソイツはイヤイヤするかのように激しく頭を上下に動かす。

「!!ヒッ!アッ!ッひぅっ!だめっ・・・アァァァ!」


頭の動きに合わせて右手が追い詰めるように上下に激しくヒロトを扱き、ジュブッジュブッグチュッ!と啜り舐め上げる音が一段と強くなる。

ヒロトは目をカッと見開き、僅かに腰を浮かせて足が痙攣を始めた。

「ダメダメダメぇ!
、イッ・・・ヒッ!イク!!・・・ッイ・・・!」

頭を激しく振り叫ぶと、ソイツは深く咥え、吸引機のように力強く吸い始めた。

「・・・!・・・ッ・・・・・・ァッ・・・!!」

その刺激にヒロトは身体を跳ね上げ、ソイツの喉奥に射精した。


完全に力が抜けたヒロトは太ももを痙攣させ、荒れた息を吐きながら、精道に残る精液を吸い上げ、ゴクンと飲み込み、ようやくヒロトのペニスから口を離したソイツを見る。



「おはよ、ヒロちゃん」



ニッコリと笑うソイツの名前を、桑ツガルという。
バイトで知り合ったひとつ上のフリーターで、190近くの長駆でありながらへらりと笑うと幼い一面、それと人懐っこい性格から、バイト先では「ワンコ」と親しまれている。

だがそれも、バイトの時だけ。

「ヒロちゃんだめじゃないもう5月だけど窓開けて寝たら風邪引くしストーカーに襲われちゃうよ?ていうか4月からもう9回目だしそろそろ危機感持ってもらわないと困るよもし俺以外のやつにヒロちゃんが襲われたらそいつ殺してヒロちゃん監禁しなきゃだしお願いだから気をつけてお願いお願い大好きなんだよ愛してるヒロちゃんヒロちゃん・・・」

「・・・いやそもそも俺を襲ってるストーカーって先輩だから・・・」

ギュうっと腰に抱きついて来るツガルを振り払う気力も無いまま、
ヒロトはやっぱりシフト増やそうか、
そしたら休日に襲われ、無駄に体力を消耗することも減るだろうかと
この犬のようにすがりついて来る先輩ストーカーから逃げる計画を練り始めた。




END






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あきゅろす。
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