NARUTO
7
「…しょうがねぇな。」
風影を操っていたチャクラ糸を切り離してやる。
と、その瞬間!!
今だ!!と言わんばかりに弥生は瞬身の術を使い、この場から脱出したのだ。
「ごめん!話の続きはまたっ!!」
そう言い残して。
ごめんね、サソリ!!
気持ちがサソリに傾いたっていうのは嘘じゃないからね!!
でも、あのまま捕まってたら、ナニされてたことか…;;
そういう心の準備は全然まだだもん…!!
弥生は肌蹴た服の前側を手で押さえながら、とりあえずアジトの外へと脱出成功。
「ま、なんとなく予想できてたけどな。…俺もまだ甘いか。」
部屋に残されたサソリは、散らかった傀儡を巻物へと納め、ベットへ横たわる。
今、弥生をこのまま自分のモノにしちまうのは簡単だったが。
時間をかけて、俺がいなきゃ生きてけねーようにアイツを洗脳してやるのも面白い。
「時間の問題だな。」
弥生、覚悟しとけよ?
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